ササキの映画感想日記

観た映画やおすすめの映画の感想などを書いていこうと思います。あらすじには多少のネタバレを含んでいるので未視聴の人は注意してください。twitterアカウント:@sasakimovie

映画「ナイト ミュージアム」の感想,あらすじ

ナイト ミュージアム

2006年公開のアメリカ映画。日本では2007年公開。主演ベン・スティラー。

夜になると展示物が動き出す博物館で働くことになった主人公が,展示物たちと付き合っていくことで成長する話。

(C) 2006 TWENTIETH CENTURY FOX

あらすじ

主人公のラリー・デリーは離婚歴のある中年で,息子のニッキーとは週に1度か2度しか会わせてもらえないことに寂しさを感じていた。

ラリーはこれまで3か月ごとに仕事を変えて引っ越したりしていて,安定した生活をせずにフラフラしていた。そんな様子を見てニッキーが不安になることを元奥さんは心配していたのだ。

 

ラリーは,「今は模索しているところで,そのうちすべてうまくいく」と言っていたが,元奥さんは腰を落ち着けるまでは,ニッキーをラリーのところには泊めさせないと言った。さらに,ニッキーもラリーに「夢見てないで,仕事探したほうがいいかも。」と言ったため,ラリーは職業斡旋所に行った。

 

斡旋所の職員は初めは,ラリーの落ち着かない職歴を見て「力になれない。」と言ったが,ラリーが「どうしても今すぐに仕事がいる。」と言うと,これまで紹介した人にはみんな断られてしまったところを彼に紹介した。

ラリーが紹介された仕事は,自然史博物館の夜警だった。

 

面接を受けるために博物館へ行ったラリーは警備室に通され,そこで気さくな老人のセシル・フレデリックスが明るく彼を迎えた。

今の子供は蝋人形やはく製には興味がなく博物館は財政難になっているため,せえいるを含む今までの3人の警備員を解雇して,新しく1人ラリーを雇うようだ。

 

セシルの他の2人の現警備員を紹介してもらった後,ラリーはセシルに博物館の案内をしてもらった。

入り口近くにあるティラノサウルスの骨格標本,古代ローマ人や西部劇の世界があるジオラマコーナー,フン族の人形,イースター島のモアイ像。さらにライオンやサルなどの人形があるアフリカ哺乳類のホールもあった。

最後に案内されたのがエジプト王アクメンラーの神殿だった。そこにある棺の中に入っているのは王のミイラで,奥の壁に飾ってあるのは王の最も貴重な遺品であるアクメンラーの石版らしい。

セシルはその石板のことを実に見事なものだと言っていた。

 

次の日の夕方,セシルたちからラリーへの仕事の引継ぎが行われた。ラリーは彼らから鍵と懐中電灯とマニュアルをもらった。

セシルはラリーに

「1番肝心なことを覚えておけ。何も中に入れるな,出すのもだめだ。」

と言った。「出す」と言う言葉をラリーは疑問に思ったが,セシルは説明しなかった。

 

彼らが去った後,ラリーは一人になった館内で歌ったり,遊んだりして過ごしていた。少し経って館内の見回りをして受付に戻ってきたとき,彼は恐竜の骨格標本が無くなっていることに気付いた。初めはセシルのいたずらかと思ったが,違うみたいだ。

 

どうなっている?と思い,ラリーが他の場所を見に行くと,恐竜の標本が生きているように勝手に動いていて,水を飲んでいた。

 

恐竜は彼に気付いて追いかけてきたので,彼は受付に隠れて恐竜に襲われながらもセシルに電話した。

セシルは恐竜が動いたことを当たり前のように聞き,

「マニュアルを読め。そこに書いてある。」

と言った。

 

ラリーがマニュアルを見るとそこには「その1 骨を投げる」と書いてあった。どうやらその恐竜は,犬のように骨を投げてもらって遊びたいらしかった。なので,彼は恐竜から落ちた1本の骨を投げて,危険を回避しようと考えたが,骨を追う恐竜のしっぽに当たって,突き飛ばされてしまった。

 

起き上がった彼が見たものは,恐竜だけでなく,動物やフン族モアイ像などの全ての展示物が動いている光景だった。

その後も言うことを聞かない動く展示物に翻弄されるラリーは,マニュアルを頼りに解決しようとするが,サルのデクスターに破られてしまう。さらにジオラマコーナーでは,小さいローマ兵たちが火のついた石をぶつけてきて,ラリーは大ピンチになった。

そんな時,蝋でできた第26代アメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルト(通称テディ)が馬に乗って颯爽と現れ,ラリーを助けた。

 

テディが言うには,この騒動の原因はアクメンラーの石版にあり,それが1952年にここに収められてから,夜ごとにここにあるすべての展示物が動き出したらしい。

「夜間の警備員の役目は展示物全員を館内に留めておくこと。日が昇った時に外に出ていたら,その展示物は灰になってしまう。」とテディは言った。

館内の騒動を治め終って,夜明け前になるとテディは展示されていた時のポーズに戻って動かなくなった。

 

次の日,ラリーの様子を見に来たセシルにマニュアルのコピーは無いか尋ねたが,あれだけだったらしい。しかし,彼は

「ほかにも手はある。本を読んで,歴史をやり直せ。」

と言った。彼も初めはそうしたらしい。

 

ラリーはその後,博物館のガイドの話を聞いたり,自分で本を読んだりネットで調べたりして,展示物について勉強した。そして,彼らを抑えるための準備を整えて博物館に向かった。

 

ラリーはその夜,恐竜が動き出す前にラジコンカーで自動的に骨が動くようにしたり,火を求めるネアンデルタール人にはライターを与えたりなど,勉強した結果からの工夫を凝らして,彼らが暴れだすのを防いだ。

しかし,途中まで彼の作戦はうまくいっていたが,やはり思うようにはいかず夜明けまでに騒動を治めることができなかった。

館長は,展示物が滅茶苦茶になっていることに気付き彼を解雇しようとするが,彼がこの仕事のコツが掴めてきたのでもう一晩だけお願いしますと頼むと,もう一晩だけ許してくれた。

 

次の夜,ラリーがクビだと言われているところを見てショックを受けていたニッキーを元気づけるため,ラリーはニッキーに自分の仕事を見せることにした。博物館の展示物が動くところを見るときっと喜ぶだろうと考えて恐竜が動き出すのを待ったが,時間になっても動き出さなかった。恐竜だけではなく,すべての展示物がその日に限って動かなかったのだ。

ラリーが,展示物に毎晩命を吹き込んでいるアクメンラーの石版を見に行くと,それは無かった。石版が盗まれていたのだ。

 

ニッキーが窓から人影を見て彼らが博物館の搬入口に向かうと,石版を盗んだ犯人に遭遇した。石版を手にすることができたニッキーが石版の魔法を発動させて展示物に命を吹き込むが,ラリーが犯人に倒されてしまい,二人は石版を奪われた上にアクメンラーの神殿に閉じ込められてしまった。

 

その後ラリーとニッキーは,神殿に会ったエジプト王アクメンラーの棺を開けて彼を起こした。そしてアクメンラーの力を借りて展示物の力を集結させ,夜明けまでに石版を取り戻し,すべて元の状態に戻すことを計画する。

 

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感想(ネタバレあり)

ストーリーについて

夜になると,恐竜の骨などの博物館の展示品が動き出すという,子供ならワクワクの展開で,楽しかったです。もちろん大人でもワクワクで楽しく観れますけど,私が小学校低学年の時に見ていたら,もっとハマっていたんだろうなと思います。

 

この映画は,ピクサーの「トイ・ストーリー」に少し似ている部分があると思います。私は「トイ・ストーリー」と同じくらい「ナイト ミュージアム」を小学生までの子供たちに見せるべき映画だと思いました。

 

「トイ・ストーリー」では,おもちゃが動き出すという子供にとって親しみやすく,とても面白い内容の話でした。それを見た多くの子供たちはおもちゃなどを大切にして,簡単に捨てないようにしようという考えを持ったと思います。

私も小さいころに観て,物が簡単に捨てられない性格になりました。

 

「ナイト ミュージアム」のいいところは,恐竜の骨などの展示物が夜になったら動き出すという,子供にとってのワクワク展開でありながら,主人公のラリーが,それらとうまく付き合うための手段として勉強していたことだと思います。

他の子供が良く観る映画だと,最後のシーンは,主人公が体を鍛えた結果であったり,才能やその場のひらめきや根性によって,敵に勝ったりすることが多いと思います。しかしラリーは,博物館のガイドさんに聞いたり,本を読んだりして展示物について勉強した結果,彼らとうまく付き合えるようになって,石版を取り返すことにも成功します。

 

小さいころにこの映画を見せて,「トイ・ストーリー」と同じようにこの映画が好きになってくれたら,勉強の大切さなどにも気づくきっかけになるのではないかと考えました。

 

たとえ,これを見て勉強に関しての考え方が何も変わらなかったとしても,子供に分かりやすく,大人でも一緒に楽しめる映画なので,観て損は無いと思います。

ちょっとした歴史の勉強にもなりますよ。

 

個人的にラリーとサルのデクスターがお互いたたき合うシーンが間抜けで面白かったです。それを見つけたテディの「何事だ!なぜにサルをひっぱたいている!?」というセリフも当たり前のセリフすぎて面白かったです。

 

終り方も割と好きでした。途中でラリーが言っていた彼の発明の指パッチンでついたり消えたりする懐中電灯が消えて終わるという演出は良かったと思います。

まとめ

分かりやすい展開で,小さい子供から大人まで楽しめる映画です。本当に子どもが好きそうな話なので,子供に見せるテレビとかで困ったらこれを見せたいなと思いました。

 

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