ササキの映画感想日記

観た映画やおすすめの映画の感想などを書いていこうと思います。あらすじには多少のネタバレを含んでいるので未視聴の人は注意してください。twitterアカウント:@sasakimovie

映画「ジョーカー」の感想、あらすじ

ジョーカー

2019年公開のアメリカ映画。日本でも同年公開。出演 ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ。監督・脚本 トッド・フィリップス。


© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”

貧しく孤独であっても世界に笑顔を届けようとしていた心優しい一人の男が、「バットマン」の悪役、ジョーカーになっていくまでの話。

あらすじ

ゴッサムシティの片隅に住むアーサー・フレックは、コメディアンになることを夢見る心優しい男だった。彼は貧しい生活の中でも、共に暮らす母親を助け、人々を楽しませるためのピエロメイクの大道芸人をして暮らしていたのだ。

しかし、社会はそんなアーサーに冷たかった。世間は、貧しくて弱くコメディアンになる夢を持った彼を、笑い者にして馬鹿にしたのだ。そしてさらには社会までもが病気を持っている彼を見放した。

 

そんな状況でも、アーサーは笑いを絶やさず過ごしていた。だが、ある出来事をきっかけにして、彼はゴッサムに混乱を招く大きな事件を起こしてしまう。そしてそれが、悪のカリスマジョーカーを生み出す引き金となっていくのだった。

世界に笑顔を届けようとしていた心優しい人間が、狂気溢れるジョーカーに変わってしまった原因とは…。

感想(ネタバレあり)

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映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の感想、あらすじ

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

 2019年公開のイギリス・アメリカ映画。日本でも同年公開。出演 レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー。監督・脚本・製作 クエンティン・タランティーノ。


© 2019 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.

1969年のハリウッドで暮らす落ち目の俳優が、親友でスタントマンの男に支えられながら、人気俳優への復活を目指して頑張る話。1969年にハリウッド女優のシャロン・テートがカルト集団に殺害された実際の事件を背景に、当時のハリウッド映画業界などが描かれる。

あらすじ

1969年ハリウッド。

俳優のリック・ダルトンは、かつてはTVの西部劇の主役を演じた人気者だった。だがそれが終わって何年も経った今の彼は、映画の主役としての新たな道が拓けず焦っていた。彼は自分がピークの過ぎた落ち目俳優だと自覚しながらも、悪役として若い俳優に倒される仕事を日々こなしていたのだ。

 

自らの状況に苦悩するリックは、スタントマンで親友のクリフ・ブースに支えられながら俳優の仕事を続けたが、そんな時、彼にイタリアの西部劇映画に主演する話がやってくる。リックは再び人気俳優として返り咲くために、クリフとともにイタリアに向かうのだが…。

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映画「ロケットマン」の感想、あらすじ

ロケットマン

2019年公開のイギリス・アメリカ映画。日本でも同年公開。イギリス出身の世界的ミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描いた映画。出演 タロン・エガ―トン、ジェイミー・ベル。監督 デクスター・フレッチャー。製作総指揮 エルトン・ジョン。


©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

誰からも愛されていなかった天才的な音楽の才能を持つ少年が、さまざまな苦労や困難を経験しながら伝説的ミュージシャンになるまでの話。

あらすじ

イギリス郊外の町ピナーにレジナルド・ドワイトという少年がいた。彼の両親は家庭や子供にあまり関心が無い人だった。そのため彼は親から十分な愛を受けられずに育っていたが、レジナルドには天才的な音楽の才能があったのだ。

 

彼は国立音楽院に入学して音楽を学んだ後、エルトン・ジョンという新たな名前を名乗り、ミュージシャンになることを志した。そして作詞家のバーニー・トーピンと出会った。エルトンはすぐにバーニーが書く詩を気に入り、それからは二人で曲を作っていくことになったのだ。

 

その後、彼らが作った曲「Your Song」がレコード会社の目に留まり、二人のデビューが決まった。

二人の楽曲とエルトンのパフォーマンスは多くの人に受け入れられ、エルトン・ジョンはすぐに世界的な大スターになった。しかしどれだけミュージシャンとして成功しても、エルトンは求める相手から愛されず、彼の心が満たさることはなかった。

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映画「ライオン・キング」(2019年)の感想、あらすじ

ライオン・キング

2019年公開のアメリカ映画。日本でも同年公開。1994年公開のアニメーション映画「ライオン・キング」を、新たにフルCGでリメイクした作品。監督 ジョン・ファヴロー。日本語吹き替え版声優 賀来賢人、大和田伸也、江口洋介。製作 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ。


 (C) 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

偉大な王の息子として生まれたライオンが、父親の死や新たな仲間との出会いなどを経験することで、自身の王としての使命に気づいて成長していく話。

あらすじ

多くの動物たちの命があふれるサバンナの王国、プライドランド。その国を治める偉大な王のライオン、ムファサに息子が生まれた。

プライドランドの動物たちは、シンバと名付けられたその子ライオンを次期王として温かく迎えたが、ムファサの弟のスカーだけは違った。彼は王になることができない自身の運命を不満に思っていたのだ。

 

その後、シンバは動物たちに信頼されているムファサに憧れを抱きながら、自分が早く王になることを夢見てすくすく育っていった。しかし、そんな平和な日々は突然終わった。彼らを憎むスカーのある企みによって、ムファサは殺され、シンバはプライドランドから追放されてしまったのだ。

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映画「劇場版 ONE PIECE STAMPEDE」の感想、あらすじ

ONE PIECE STAMPEDE

2019年公開の日本のアニメーション映画。人気漫画「ONE PIECE」の劇場版第14作目。監督 大塚隆史。原作 尾田栄一郎。声の出演 田中真弓、磯部勉、ユースケ・サンタマリア。


(C) 尾田栄一郎/2019「ワンピース」製作委員会

海賊たちの世界一の祭典『海賊万博』に参加した麦わらの一味が、会場に集結した海賊、海軍、王下七武海、革命軍、CP-0などのさまざまな戦力と敵対、協力しながら、海賊王ロジャーが遺した宝を奪い合う話。元ロジャー海賊団の一員、ダグラス・バレットとの戦いも描かれる。

あらすじ

富、名声、力、この世の全てを手に入れた男、海賊王ゴールド・ロジャー。歴史上で唯一『偉大なる航路(グランドライン)』を制覇した彼が死に際に放った一言は、多くの人を海へと駆り立てる大海賊時代の幕を開けた。

夢や野望を抱く者たちは皆、海賊王が残した『ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)』を求める旅を始めたのだ。海賊王を目指して航海を続ける少年モンキー・D・ルフィもその一人だった。

 

ある日、麦わらの一味の仲間たちと旅をしていたルフィは、祭り屋と呼ばれるブエナ・フェスタという男から、海賊たちが集まる世界一の祭典『海賊万博』への招待状を受け取った。そこでは海賊王ロジャーが遺した宝を探すイベントが行われる予定だったのだ。

 

ルフィたちがロジャーの宝を求めて着いた万博会場には、キッドやベッジといった『最悪の世代』の面々に加え、バルトロメオ、キャベンディッシュ、千両道化のバギーなどの、あらゆる強力な海賊たちが同じ宝を求めて集まっていた。

しかし、ルフィたちが壮絶なお宝争奪戦を繰り広げているところに、かつて『鬼の跡目』と呼ばれていた元ロジャー海賊団の一員、ダグラス・バレットがやって来る。伝説の怪物バレットはその後『最悪の世代』の海賊たちと戦い、圧倒的な強さで彼らを次々と苦しめていくのだった。

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