「ハングオーバー 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」
2009年のアメリカ映画。
結婚式前に羽目を外して記憶を失くした男3人が,覚えていない間に何があったのか調べながら,行方不明になった花婿を探す話。
日本では2010年公開。原題は「The Hangover」。現在3作品あるハングオーバーシリーズの第一作目。
あらすじ
結婚式を2日後に控えたダグは,親友で学校の先生のフィルと歯医者のスチュ,そして変わり者の義理の弟のアランと4人で,ラスベガスでの結婚前パーティを計画していた。
義理の父親が大切にしている車でラスベガスに向かい,結婚祝いとして2人の親友がスウィートルームに泊まる宿泊代を出してくれていた。そしてその後4人はホテルの屋上に上がり,この4人で過ごした夜を一生忘れない楽しいものにしようと乾杯した。
しかし,彼らの次の記憶は翌朝だった。目覚めた部屋は昨夜と同じ部屋とは思えないぐらいに散らかっており,それに加えてトイレには本物のトラがいて,歯医者であるスチュの歯は1本抜けていた。さらに何と,次の日の結婚式の花ムコのダグが姿を消していたのだ。
彼ら3人は,記憶がない中で今ある手がかりからダグを探していくうちに,どんどんとわけが分からないことに出くわしていき,そして昨夜何があったのかが少しずつ明らかになっていく。
いったい何があったのか?トラはなぜホテルのトイレにいたのか?スチュの歯はなぜなくなったのか?そしてダグは結婚式までに見つかるのか?
感想
ストーリー
予想以上に面白かったです。観る前はそのパッケージから,面白いけれどストーリーはあってないような大味なコメディ作品なのかなと予想していました。しかし観てみると,期待通りの面白いコメディ要素に加えて,しっかりした伏線回収要素もあって,先が気になるストーリーになっていました。記憶がなくてひどい状態の部屋で目覚めた3人が,持っている少ない手がかりからこれまでの出来事を探っていき,朝の状態と繋がっていく様子が見ていてとてもすっきりしました。
キャラクター
キャラクターもみんな個性的でした。冷静でハンサムなフィルと温厚なスチュ,そして,変わり者のアラン,この3人で記憶を辿る旅をするんですが,なかでもちょっと変わり者のアランの存在が良かったです。やっぱりコメディにはこういう人が1人は必要なんだなと思いました。そして次作ではもう1人変な奴が加わるので,飽きることなく楽しめると思います。
変わり者で厄介を巻き込むやつだと思われるアランでしたが,見せ場がちゃんと用意されており,他の2人に見直される場面があるところもホッとできて良かったです。
まとめ
伏線回収もありますが,この映画は簡単に言うと調子に乗りすぎた男4人が,昨日どんなバカなことをやっていたかを辿る映画です。感想を書くために振り返ったら,ストーリーの良さに目が行きますが,「面白かった」の一言で十分な映画だと私は思いました。エンディングがまた,このストーリーを生かしたイカス演出になっているので飛ばさないように注意です。
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