ササキの映画感想日記

観た映画やおすすめの映画の感想などを書いていこうと思います。あらすじには多少のネタバレを含んでいるので未視聴の人は注意してください。twitterアカウント:@sasakimovie

映画「ライオン・キング」(2019年)の感想、あらすじ

ライオン・キング

2019年公開のアメリカ映画。日本でも同年公開。1994年公開のアニメーション映画「ライオン・キング」を、新たにフルCGでリメイクした作品。監督 ジョン・ファヴロー。日本語吹き替え版声優 賀来賢人、大和田伸也、江口洋介。製作 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ。


 (C) 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

偉大な王の息子として生まれたライオンが、父親の死や新たな仲間との出会いなどを経験することで、自身の王としての使命に気づいて成長していく話。

あらすじ

多くの動物たちの命があふれるサバンナの王国、プライドランド。その国を治める偉大な王のライオン、ムファサに息子が生まれた。

プライドランドの動物たちは、シンバと名付けられたその子ライオンを次期王として温かく迎えたが、ムファサの弟のスカーだけは違った。彼は王になることができない自身の運命を不満に思っていたのだ。

 

その後、シンバは動物たちに信頼されているムファサに憧れを抱きながら、自分が早く王になることを夢見てすくすく育っていった。しかし、そんな平和な日々は突然終わった。彼らを憎むスカーのある企みによって、ムファサは殺され、シンバはプライドランドから追放されてしまったのだ。

 

スカーと彼に協力するハイエナたちから逃れたシンバは、たどり着いたジャングルでイボイノシシのプンバァとミーアキャットのティモンに出会った。彼らのモットーである『ハクナ・マタタ』という言葉を知ったシンバは、王になるという自分の使命や過去のしがらみを忘れ、ティモンたちと悩まずに楽しく過ごしながら大人になっていったのだ。

しかしその一方で、ムファサとシンバを失ったプライドランドは、滅亡の危機に陥っていた。王になったスカーとその仲間のハイエナたちが好き勝手に動物たちを食い殺した結果、そこに住む動物の数がどんどん少なくなっていたのだ。

 

そして、ジャングルで楽しく過ごしていたシンバは、あることをきっかけにプライドランドの現状を知ることになる。国を守る王の使命を思い出した彼は、自分がかつて何者であったのか、これからどうするべきかを考え、悩み始めるのだが…。

 

果たして、偉大な父ムファサから王としての役目を託されたシンバの最後の決断とは…。そして、全ての命がつながる王国プライドランドの運命は…。

感想(ネタバレあり)

出てくる動物たちや風景の描写が、CGなのは頭では分かっていても、みんな本物を撮っている実写かと思うくらいリアルに見えて感動させられました。

サバンナの動物たちは、一匹一匹が本当に生き生きと動いていたので、彼らがリズムに乗って飛び跳ねたりする歌のシーンでは、みんな可愛くてとても癒されました。そして、ヌーが暴走するシーンやクライマックスなどのアクションシーンでは、その迫力に圧倒されました。また、シンバとナラがジャングルで仲良く過ごすシーンでは、ジャングルの風景と二人の様子が合わさって、とても綺麗な場面になっていました。

ストーリーについて

ストーリーはアニメ版とほとんど同じだったと思いますが、アニメ版と同じように、いろんな生き物との命のつながりの大切さを改めて感じさせられるものでした。

私もご先祖様のおかげで生まれてこられて、いろんな生き物の命を食べさせてもらい、あらゆる命と関わりながら生かされているという点では、シンバたちと同じだと思います。なので、私が関わってきた全ての生き物の命を無駄にしないためにも、これからは彼らに胸を張れるように立派に生きていきたいなと思わされました。

キャラクターについて

アニメ版でもかっこよかったですが、超実写版になっても、ムファサの優しさとかっこよさは健在でとても印象に残りました。とても強いのに、シンバを失うかと思うと怖かったと言っていたところが、特に優しくて好きです。

ムファサ役の大和田伸也さんの声も、低くてかっこよくて威厳があるのに、包み込むような温かみも感じられる声で、アニメ版と同じく最高でした。父親としてシンバに語りかける時の声は、どれも愛に溢れているようでずっと聞いていたいくらいでした。

江口洋介さんのスカーも、アニメ版と違った感じでかっこよかったです。

超実写版について

動物たちや風景などの全部が本物のサバンナを撮影したように見えてすごかったですが、表情や細かい顔の動きなどはアニメーション版の方が分かりやすい気がしました。特に口の動きがアニメ版ほど大きくないので、子どものシンバとナラが二人で話している場面は、今どっちが喋っているのか分かりにくいと思う時がありました。大人になるとだいぶ判別しやすくなりましたが、アニメ版と比べるとやはり同じ動物同士の見た目が似ているので、アニメ版以上に注意して見ないと、分からなくなりそうな感じがしました。

また、ストーリーがアニメ版とほとんど同じで、アニメ版を観たことがある私にはあまり新鮮味を感じられませんでした。少しだけでも変えて欲しい気持ちがありました。

まとめ

CGだとは分かっていても、本物のサバンナの風景と動物たちを撮影しているように見えるリアルさに、とても驚かされました。動物たちが歌に合わせて跳ねるシーンは可愛く、アクションシーンは迫力がありました。

ストーリーについてはアニメ版とほとんど同じで、少し変えて欲しい気持ちもありましたが、それでもやはり命のつながりや絆を改めて考えさせられるいい話でした。

アニメ版と同じく、大和田伸也さんの声のムファサが、優しくてかっこよかったです。

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