ササキの映画感想日記

観た映画やおすすめの映画の感想などを書いていこうと思います。あらすじには多少のネタバレを含んでいるので未視聴の人は注意してください。twitterアカウント:@sasakimovie

映画「パラサイト 半地下の家族」の感想、あらすじ

パラサイト 半地下の家族

2019年公開の韓国映画。日本では2020年公開。出演 ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン。監督・脚本 ポン・ジュノ。


(C) 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

半地下住宅で貧しい暮らしをする家族が、高台の豪邸に住む家族を欺いて、幸せな生活を得ようとする話。

あらすじ

日光も電波もほとんど入らず、道路よりも下に生活空間がある『半地下住宅』。

キム一家はその一つに住んでいた。父のギテク、母のチュンスク、息子のギウ、娘のギジョン、4人で暮らす彼らは全員が失業中のため、内職によって日々の稼ぎを得る貧しい半地下での生活を強いられていたのだ。

 

しかし、ギウが友人から家庭教師の仕事を紹介されたことで、彼らの状況は大きく変わっていくことになる。ギウが家庭教師で行くことになった仕事先は、IT企業の社長パク氏が暮らす高台の大豪邸だったのだ。

そして、家庭教師としてパク一家からの信頼を得ると、ギウはある計画を進め始める。それはキム一家全員をパク家で雇ってもらう、というものだった。

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映画「レディ・プレイヤー1」の感想、あらすじ

レディ・プレイヤー1

2018年公開のアメリカ映画。日本でも同年公開。出演 タイ・シェリダン、オリヴィア・クック、森崎ウィン。監督 スティーブン・スピルバーグ。原作 アーネスト・クライン「ゲームウォーズ」。


© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

何でも好きなことができる仮想現実「オアシス」が世界的に流行している近未来で、みんなに愛されるオアシスの世界を守るためにオタクたちが悪の巨大企業と戦う話。

あらすじ

舞台は2045年。貧富の差が拡大し、多くの人々が荒廃した街で暮らすようになった世界。

重くて暗い時代に生きる人々は、その辛い現実からの逃げ場を求めて、ある仮想現実(VR)の世界に夢中になっていた。その名は「オアシス」。誰もが好きな姿でどこへにでも行けて、好きなことが何でもできる夢のような世界だった。

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映画「カイジ 人生逆転ゲーム」の感想、あらすじ

カイジ 人生逆転ゲーム

2009年公開の日本映画。人気コミックの実写映画第一作。出演 藤原竜也、香川照之、天海祐希、松尾スズキ。監督 佐藤東弥。脚本 大森美香。原作 福本伸行。


(C)福本伸行・講談社/2009「カイジ」製作委員

自堕落な生活をしていた主人公が、借金を返すため命を賭けたギャンブルゲームに参加し、その人生を変えようとする話。

あらすじ

人生に夢も希望も無く、成功者を妬みながら毎日自堕落に過ごしていたフリーターのカイジはある日、過去に知人の保証人になったことが原因で、知らぬ間に多額の借金を抱えていたことを知らされる。

そして彼の前に現れた金融会社社長の遠藤は、借金を返すあてもないカイジに、その人生を変える最後のチャンスを与えたのだ。その内容は、ゲームに勝てば大金が手に入る一夜限りのギャンブルクルーズへの乗船権だった。船の名は「エスポワール」。フランス語で「希望」を意味する名前だった。

 

エスポワールに乗り込んだカイジを待っていたのは、彼と同じように多額の借金を背負い人生に行き詰まってしまった多くの者たちと、彼らを集めた金融業者「帝愛グループ」最高幹部の一人、利根川であった。

利根川はそこで行われるゲームの敗者にさらなる借金を背負わせた末に、今後彼らを帝愛グループの奴隷として一生働かせることを目論んでいたのだ。

 

カイジは帝愛グループの魔の手から逃れ自身の人生を変えるため、同じ境遇の仲間たちと協力しながら、命を賭けた極限のギャンブルゲームに挑み続けるのだが…。

感想(ネタバレあり)

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映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の感想、あらすじ

この世界の(さらにいくつもの)片隅に

2019年公開の日本のアニメーション映画。2016年公開の「この世界の片隅に」にシーンを追加した長尺版。監督・脚本 片渕須直。原作 こうの史代。声の出演 のん、岩井七世、細谷佳正、花澤香菜、小野大輔。英題「In This Corner (and Other Corners) of the World」。


(C) 2019こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

戦争中に軍港のあった街の呉に嫁いだ女の子が、新たに出会った人たちと触れ合いながら、戦時中の日常を頑張って生きていく話。

あらすじ

昭和19年(1944年)。

広島市の江波に住んでいた少女、浦野すずは不思議な縁からおよそ20キロ離れた軍港のある街、呉の北條家に嫁ぐことになった。

ボーっとしていて絵を描くのが好きだったすずは、知らない土地での生活に戸惑うこともあったが、夫になった周作とその家族たちに優しく気遣われながら、そこでの新たな生活を始めていったのだ。

 

その後、呉の遊郭で働く女性リンやテルなどの新たな出会いもあったおかげで、物資が不足する戦時中でも、すずは周りの人と助け合いながら、楽しく普通の生活を過ごしていった。だがその中で、すずは夫の周作とリンの過去の関係に気づいてしまい、誰にも言えない悩みを抱えてしまう。

 

そして昭和20年(1945年)。

戦況の変化によって、楽しく過ごしていたすずたちの普通の生活も、大きく変化していく。呉への度重なる空襲で、すずは大切なものをいくつも失ってしまうのだが…。

感想(ネタバレあり)

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映画「アナと雪の女王2」の感想、あらすじ

アナと雪の女王2

2019年公開のアメリカのアニメーション映画。日本でも同年公開。原題 「Frozen 2」。映画「アナと雪の女王」の続編。監督 クリス・バック、ジェニファー・リー。日本語吹き替え版声優 神田沙也加、松たか子、原慎一郎、武内駿輔。製作 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ。


(C) 2019 Disney. All Rights Reserved.
前作でアレンデール王国に平和を取り戻した女王のエルサと王女のアナ姉妹が、エルサに宿った魔法や亡くなった両親の秘密などを知るために、仲間たちと冒険の旅に出る話。

あらすじ

アレンデール王国の王女であるアナとエルサが、姉妹の真実の愛によって雪と氷に包まれた王国を救ってから3年後。

 

平和になった王国を治めるアナとエルサは、アナの恋人のクリストフや友達のオラフら国民とともに、温かく幸せな時間を過ごしていた。

しかしある日から、エルサは自分にしか聞こえない不思議な歌声を耳にするようになる。そして彼女を呼んでいるようなその歌声にエルサが応えると、アレンデールの街の様子は一変した。風は荒れ、火と水は消え去り、大地は大きく揺れ始めたのだ。

 

アレンデールの国民は動揺したが、アナとエルサには、それを引き起こした存在に心当たりがあった。それは風と火と水と大地の精霊が住むと言われる魔法の森。アナとエルサが幼い頃に亡くなった父親が、二人に聞かせた昔話に出てくる不思議な森だった。

そしてその場所は、彼女たちの祖父が国王だった時代のアレンデール王国に、ある深い因縁を持つ森でもあったのだ。

 

アナとエルサはアレンデールを守るため、そしてエルサに聴こえた謎の歌声の正体を知るために、仲間のクリストフやオラフと共に魔法の森への旅に出る。しかし、エルサの力とアレンデール王国の秘密をめぐるその旅は、次第に過酷で危険なものに変わっていく。

彼女たちの旅の終わりに待ち受ける、すべての謎の答えとは…。

感想(ネタバレあり)

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