ササキの映画感想日記

観た映画やおすすめの映画の感想などを書いていこうと思います。あらすじには多少のネタバレを含んでいるので未視聴の人は注意してください。twitterアカウント:@sasakimovie

トムハンクス出演映画 おすすめ まとめ

トムハンクス出演映画 おすすめ まとめ

トム・ハンクスさん出演の映画の感想を何本か書いたので,今まで書いた記事の中の私がお勧めする彼の出演映画を紹介したいと思います。

シリアスだけではなく,コメディや恋愛もの,家族ものの作品もあるので,トム・ハンクスさんが気になっている方は,観てほしいと思います。

1.フォレスト・ガンプ/一期一会

 1995年のアメリカ映画。監督ロバート・ゼメキス。

Paramount Pictures

平均よりも少しだけ知能指数が低くて足が速い男,フォレスト・ガンプが送った波乱万丈な人生を描いた映画。

あらすじ

頭がいい母親の元に生まれたフォレストは,彼女に励まされ自分の個性に否定的になることなく育っていた。そして初めて学校に行く時のバスで,彼は運命の人に出会う。

その人がフォレストに言った言葉のおかげで,彼は大学に行き戦争からも生きて帰ってこられるのだが,彼と彼女の距離は離れてしまっていた。

彼は持ち前の優しさと純粋さであらゆる人を助け,そして助けられて,お金持ちになる。しかし,いくらお金を持とうとも彼が望むのは,初恋の人との幸せな生活だった。

悠々自適に暮らしながら彼女を思うフォレストに待つ運命とは?

感想

フォレストの人生を見ながら,自分の人生を考えさせられる映画でした。彼がいろんな人と関わって,助けてもらう様子を見て,人生ってやっぱりどんな人と関わるかで大きく変わってくるなぁと感じました。

自分の信じることをまっすぐ行動する彼が後に感謝される様子を見て,自分も正直にまっすぐ生きてみようと思いました。

セリフにもいいセリフが多く,コメディ要素もあって,誰が見ても楽しめる名作だと思います。

詳しい感想,あらすじ(ネタバレあり)

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 2.キャスト・アウェイ

 2001年公開アメリカ映画。監督ロバート・ゼメキス。

運送会社で働く主人公が飛行機事故で無人島に流れ着き,恋人に再び会うために,その島で一人生き延びようとする話。

TM & © 2000 DREAMWORKS LLC AND TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
あらすじ

運送会社で働く主人公はある日恋人にプロポーズをしたが,その日に乗った飛行機が墜落して,一人だけ無人島に辿りついてしまう。

恋人に会うためにそこで生き延びようとするが,初めは水や食料の確保に苦労する。寂しさを紛らわすために,バレーボールに顔を書いて話し相手に見立てて暮らしていたが,無人島から脱出する糸口はなかなか見つからなかった。

感想

無人島に流れ着いて何もまともにできない主人公を見て,自然の大きさを感じました。町で暮らしていることをありがたく思いました。

それから,自然での時間と都会の時間との感覚の違いに衝撃を受けました。都会の時間は自然の同じ時間と比べてあまりにも変化が大きいです。

この映画は無人島生活だけではなく,それ以外の場面でもいろんなことを考えさせられました。バレーボールとトム・ハンクスさんが会話するシーンも面白かったです。いろんなことが起こる主人公でしたが,それでも彼は前向きに生きていこうとするので,何かにつまずいた時に見ると,頑張る勇気がもらえるかもしれません。

詳しい感想とあらすじ

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 3.ユー・ガット・メール

1999年アメリカ映画。

町のみんなから愛される小さな絵本屋の店主の女性と,大きなチェーン店の本屋の店主の男性がメール友達になり,お互いの立場は知らずに恋に落ちる話。

あらすじ

老舗の小さな児童書専門店の店主キャスリーンと大型書店チェーン店の店主ジョーは,お互い恋人に隠れてメールを交換する仲だった。しかし,お互いの名前も職業も住所も知らない。

ある日キャスリーンの店の近くにジョーの店ができることになった。商売敵の彼らは会えばすぐにいがみ合ったが,メールではお互いのことを励ましあって,気になる存在になっていた。

その後ジョーは,あるきっかけからキャスリーンがメールの相手であることを知ったが,実際に会うと悪口を言ってしまい仲良くできない。

彼女にどうにかして近づこうとするジョーだったが…。

感想

二人がお互いメールしている相手だと知らずに悪口を言いあう様子が見ていてもどかしかったです。どちらかが本屋の店主でなかったらすんなりうまくいっていたのかと思うと切ないです。

最後にトム・ハンクスさんの言葉に答えるメグ・ライアンさんのセリフがとてもよくて印象的でした。

ラブストーリーとして分かりやすくて,きれいにまとまってるいい映画だと思います。

詳しい感想,あらすじ

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 4.ものすごくうるさくて,ありえないほど近い

2012年公開のアメリカ映画。

 9.11の事件で父親を亡くした子供が,父親のクローゼットで見つけた鍵の鍵穴を探すことで,成長していく話。

© 2011 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

あらすじ

11歳の少年オスカーは,父親のトーマスと一緒によく「調査探検」という遊びをしていた。トーマスは人と関わるのが苦手なオスカーを楽しませながら成長させるために,探検のヒントを考えるようないい父親で,オスカーもトーマスのことが大好きだった。

しかし,9.11の事件でトーマスは命を落としてしまう。それから1年経って,自分の中のトーマスがいなくなってしまう気がしたオスカーは彼の部屋を調べ,隠すように花瓶の中に入れてあった1つの鍵を見つける。

その鍵はトーマスが最後に残した調査探検のヒントだと考えたオスカーは,ニューヨーク中を探し回り,その鍵に合う鍵穴を探し始める。

感想

この映画はトム・ハンクスさんは主役ではなくて,主人公の父親役だったんですけど,本当にやさしいお父さんでいい役でした。

でもお父さんも良かったですけど,私がこの映画で1番感動したのはお母さんの行動でした。親は子供のためを思えば何でもできてやっぱりすごいなと改めて感じました。

父親からの愛も母親からの愛もしっかりと感じることができるとてもいい映画だったと思います。人間はいついなくなるか分からないので,伝えたいことは今伝えるべきだと思う作品でした。 

詳しい感想,あらすじ

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 5.キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

 2003年アメリカ映画。スティーブン・スピルバーグ監督。レオナルド・ディカプリオ,トム・ハンクス出演。

天才詐欺師と彼を追いかけるFBI捜査官の追いかけっこの様子を描いた実話をもとにしたストーリー。

あらすじ

最も若く最も大胆な詐欺師と言われたフランク・ウィリアム・アバグネイル, ジュニアの半生を描いたストーリー。

彼は16歳で小切手の偽造を始め,さらにパイロットに成りすましてリッチに暮らしていた。彼を追っていたFBI捜査官カールは,偽造小切手の手がかりを追ってフランクの元に辿りついたが,騙されて逃げられてしまう。

それが彼らの追いかけっこの始まりだった。フランクはその後パイロットだけではなく,医者などの職業にも成りすまし,偽造小切手の手口も進化していった。

しかし,カールはフランクが残す手がかりから徐々に彼に近づき,彼を追いつめつつあった。

感想

天才詐欺師フランクの行動に驚かされっぱなしでした。これが実話だと言うことにさらに驚きでした。

そして,トム・ハンクスさんが演じるFBI捜査官が優しくて,相手のことを考えられる人間でした。私も彼のように深い愛情を持って,人の人生をよりよくするような人間になりたいなと思いました。

詐欺師の行動が面白くて,楽しい映画でした。レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスの役の雰囲気も良かったです。これからはもっと堂々とした態度で生活してみようと思いました。

 

詳しい感想,あらすじ

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 6.ビッグ

1988公開のアメリカ映画。 トム・ハンクス主演。

早く大人になりたいと願った少年が,次の日本当に体が大きくなってしまって,大人として働きながら,元に戻る方法を探す話。

あらすじ

12歳の少年ジョッシュは祭りの日に年上の女の子に相手にされなかったため,祭り会場に会った怪しいゲーム機にお金を入れて,「はやく大人になりたい」と願う。

次の日目覚めると,彼は大人の体になっていた。母親に家を追い出されて仕事をしなければ生きていけないためおもちゃ会社で仕事を始めると,彼は子供独特の発想からヒット商品を生み出しどんどん出世していく。

恋人までできてすっかり大人の生活に慣れたジョッシュは,子供に戻ることをあまり考えていなかったが,ある日友達を傷つけてしまって大事なことに気付く。

感想

ストーリーは結構ありがちですけど,だからこそ頭に入って来やすくて分かりやすい面白さがあります。

トム・ハンクスさんの演技が本当に子どもが入っているんじゃないかと思うぐらい子供らしい動きをしていました。

社長と二人で踊りながら足でピアノを弾くシーンはやはり印象的でした。すごい有名なシーンですけど,あのシーンのトム・ハンクスがすごく楽しそうで好きです。

この映画は分かりやすい設定だからこそ,子供心の大切さなどがよく伝わってくると思います。トム・ハンクスさんの出世作と言われていますので,他の作品と比べてみると面白いです。今のトム・ハンクスさんを見てからだと,すごく若くてびっくりします。

 

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7.ハドソン川の奇跡

2016年公開アメリカ映画。監督・製作クリント・イーストウッド,主演トム・ハンクス。

2009年にアメリカで起こったUSエアウェイズ1549便不時着水事故で,飛行機を操縦していた機長の様子を描いた実話を基にした物語。

©2016 Warner Bros. All Rights Reserved.

あらすじ

2009年にアメリカで飛行機がハドソン川に着水する事故が起こった。

ベテランパイロットのサリーの素早い判断によって,乗員乗客の155人全員無事だったため,国中の人々が彼を英雄と呼び,その事件を”ハドソン川の奇跡”と呼んだ。

しかし,国家運輸安全委員会はその事故の原因を調査する過程で,彼の判断ミスを疑った。乗客乗員全員を救った彼には他の選択肢もあり,無駄に乗客を危険にさらしたのではないかと考えられたのだ。

その後,操縦席の音声や,シミュレーションなどのあらゆる面から事故の様子を検証していくうちに,”ハドソン川の奇跡”の真実が明らかになっていく。

感想

”ハドソン川の奇跡”を無駄なく描いたとても臨場感のある映画でした。飛行機着水のシーンは何度見てもドキドキします。

主人公の機長ができる限りのことをして人を救ったはずなのに,他の方法もあったんじゃないかと疑われる様子が見ていてとても悔しいです。でも,本人はとてもできた人です。本人も出てきますけど,優しそうな人でした。

90分があっという間に感じるくらい引き込まれる映画でした。スッキリする展開もあるので見やすいと思います。

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8.アポロ13

1995年公開のアメリカ映画。日本でも同年公開。主演 トム・ハンクス。監督 ロン・ハワード。

Film (C) 1995 Universal Studios. All Rights Reserved.

月への有人飛行計画の一つであった、アポロ13号に参加していた宇宙飛行士たちの、実話を基にした物語。

あらすじ

1970年

これまで何度も宇宙に行ったことがあり、アポロ8号では月を10周もしたことがあるジム・ラヴェルは、アポロ13号に搭乗し地球を飛び立った。

ずっと目標にしてきた月面着陸をするために、彼は順調に船を月の軌道へと乗せたが、その直後に、酸素タンクが爆発するという大事故が起きてしまう。

宇宙飛行士たちはヒューストンの技術者と協力して、生きて帰るためにあらゆる工夫をするのだが、問題はさらに次から次へと発生していった。

のちに「栄光ある失敗」と呼ばれることになる実話を基にした物語。

感想

宇宙のことをよく知らない人でも宇宙飛行士を助ける娯楽映画として楽しめて、よく知っている人は現実と比べて楽しめそうな映画でした。難しい言葉を使うシーンがたくさんありましたが、知らない人に説明するような場面が要所にあるため、まったく状況を見失うことが無くて良かったです。

地球のヒューストンにいる人たちも、宇宙の三人を地球に帰還させるために、まるで自分のことのように一生懸命になっている姿がかっこよかったです。

『フォレスト・ガンプ』にもダン中尉役で出演されていたゲイリー・シニーズさんは、ここにも頼れるチームメイトとして出演されています。

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9.ウォルト・ディズニーの約束

2013年公開のアメリカ・イギリス・オーストラリア映画。日本では2014年公開。出演 エマ・トンプソン、トム・ハンクス。製作 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ。原題『Saving Mr. Banks』。

『メリー・ポピンズ』の原作者であるP.L.トラヴァースが、ウォルト・ディズニーたちと共に『メリー・ポピンズ』の映画を作る話。映画の製作過程と、小説の『メリー・ポピンズ』を書くきっかけとなった彼女の幼少時代が描かれる。

あらすじ

1961年。20年間、ディズニーからの『メリー・ポピンズ』映画化の要望を断り続けていた原作者、P.L.トラヴァース夫人は、お金が無くなったことをきっかけに、映画の話を進めることにした。

ディズニースタジオに着いたトラヴァース夫人は、ウォルト・ディズニーたちに温かく迎えられた。だが、脚本づくりが始まると、彼女はディズニー側のアイデアをとことん否定し続けた。彼女がディズニーのアイデアを否定するのには深い理由があったのだ。それは彼女の過去、小説『メリーポピンズ』を書くきっかけになった思い出によるものだった。

その後もトラヴァース夫人は映画への注文を出し続け、ウォルト・ディズニーたちは、素晴らしい作品を作るために、物語をより良く作り変えていった。そうすることで名作映画『メリー・ポピンズ』は完成に近づいていくのだった。

感想

ウォルト・ディズニーやトラヴァース夫人といったクリエイターの、作品への愛がとても強く感じられる映画でした。これだけ大事に思われて、一生懸命に作られた映画なら、名作になって当然だと感じました。

トム・ハンクスさんが演じていたウォルト・ディズニーは、とても思いやりのある優しい方で良かったです。彼がミッキーについて語っていたところは、ディズニー好きとしても聞いていて嬉しかったです。

詳しい感想,あらすじ

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 まとめ

振り返ってみると,やっぱりトム・ハンクスさんは名優だなと思いました。あらゆるジャンルの映画に出て,文字通り大人から子供の役までやっていて,さらにその役一人一人が全然違う人みたいに見えます。

「キャスト・アウェイ」で,墜落した飛行機に乗る役をやっていて,「ハドソン川の奇跡」で飛行機を着水させるパイロットになったのはびっくりしました。宇宙飛行士になっても事故が起こっているわけですから,もう何に乗ればいいのだろうかと考えてしましました。

これからももっと面白い映画に出て,いろんな役をやってほしいです。

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