ササキの映画感想日記

観た映画やおすすめの映画の感想などを書いていこうと思います。あらすじには多少のネタバレを含んでいるので未視聴の人は注意してください。twitterアカウント:@sasakimovie

実話を基にしたおすすめ映画 まとめ

実話を元にしたおすすめ映画 まとめ

今まで記事を書いた中で、実話を基に描かれているおすすめ映画を紹介したいと思います。どれも本当にこんなことがあったのかと信じられないくらいに、ドラマチックだったり意外だったり、とても面白い話になっていて、観ると現実も悪くないと思えるものが多いと思います。

キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン

2002年アメリカ映画。日本では2003年公開。スティーブン・スピルバーグ監督。レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス出演。

天才詐欺師と彼を追いかけるFBI捜査官の追いかけっこの様子を描いた実話をもとにしたストーリー。

あらすじ

主人公はフランク・ウィリアム・アバグネイル, ジュニア。

彼は1964年から1967年にかけて,ある時はパイロットになりすまし、またある時はとある病院で小児科のチーフレジデントをかたり、さらには司法次官になったこともあった。彼は400万ドル相当の偽造小切手を換金して、最も若く最も大胆な詐欺師と言われた男である。

フランクは16歳の時に、パイロットに成りすまして偽造小切手を作る方法を学んだ。しかしそれよって、FBIのカール・ハンラティ捜査官に目を付けられてしまう。

フランクはそれから、あらゆる場所であらゆる人物を騙り、カールから逃れようとするのだが……。

 

感想

天才詐欺師フランクがまわりをうまく惑わす様子が痛快で、何度も驚かされました。パイロットや医者をかたる時なんかは,絶対ばれるでしょって思うんですけど、意外と堂々としてたらばれないものだったみたいです。トム・ハンクスさんが演じていたカールも他人を良い道へと導くことができるとても優しい役で良かったです。

私も、もっと堂々とした態度で生活してみようと思える映画でした。

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最強のふたり

2011年のフランス映画。日本では2012年公開。

障害を持っているお金持ちが,スラム街出身の若者を介護士として雇い,仲を深めていく話。

あらすじ

物語の主役は、事故で首から下が動かなくなってしまった富豪のフィリップとスラム街出身の青年ドリス。

フィリップは新しく住み込みで自分の介護をする人を探すために、自宅で面接をしていた。来る人のほとんどが障碍者のフィリップを可哀想な目で見ていたが、失業保険をもらうために来ていたドリスだけは違った。介護の経験こそなかったが、彼は友達のようにフィリップに自分の好きなことを話し、一人の人間として彼を見ていたのだ。

フィリップはドリスを採用することに決めた。ドリスは初めてやる介護の仕事に苦戦したが、持ち前の明るい性格でフィリップと楽しみながらそれをこなしていった。

次第にドリスはフィリップの恋愛相談にも乗るような親しい間柄になったが、ドリスの家族に予想外の事態が起き、二人は離れることになってしまう。仲良しだったドリスがいなくなり、フィリップの生活は以前にもまして荒れていくのだが……。

感想

ドリスとフィリップが出会って仲良くなっていく様子がとてもいいです。物語が進むにつれて、お互いのことを思い合っている様子が見られて、いつ観ても優しい気持ちになれるいい映画でした。

介護の経験はなくても、他の介護士よりも優しくフィリップの事を思って明るく接するドリスのキャラクターがとても良かったです。

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ハドソン川の奇跡

2016年公開アメリカ映画。監督・製作クリント・イーストウッド,主演トム・ハンクス。

2009年にアメリカで起こったUSエアウェイズ1549便不時着水事故で、飛行機を操縦していた機長の実話を基にした物語。

あらすじ

チェスリー・”サリー”・サレンバーガー(以下サリー)は40年以上の操縦士経験を持つベテランパイロットだった。

2009年1月15日、彼が離陸させた旅客機のエンジンが鳥の衝突により、停止してしまった。彼は経験から空港に戻ることは間に合わないと判断し、ハドソン川に機体を着水させた。乗客乗員の155名全員が無事だったので、この事件は『ハドソン川の奇跡』と呼ばれ、サリーは乗客や国中の人々から英雄と呼ばれるようになった。

だが、国家運輸安全委員会はその事故の原因を調査する過程で、彼の判断ミスを疑ったのだ。その証拠として、コンピュータのシミュレーション結果では空港に戻ることが可能だったと言うことを聞かされた。

サリーたちはその後、あらゆる面から事故の様子を検証していき、『ハドソン川の奇跡』の真実を明らかにしていくのだった。

感想

2009年の事故のことだけを描いた無駄のない映画で、90分があっという間に終わりました。どんな状況でも自分がやったことの正しさを信じてるサリーがかっこよかったですし、やはり仕事ができる人は人格的にもいい人が多いのかなと思いました。最後にはスッキリする展開で見やすい映画だと思います。

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ジャージー・ボーイズ

2014年のアメリカ映画。クリント・イーストウッド監督。

1960年代に世界中でヒットしたバンド『フォー・シーズンズ』の経歴を描いたミュージカルを,クリント・イーストウッドが映画化した作品。

あらすじ

1951年のニュージャージー州。後のフォー・シーズンズのリード・ヴォーカルになるフランキー・ヴァリは、歌いながら美容師見習いとして店の掃除をしていた。

マフィアに入っていた彼は同じグループのトミーたちと、作曲家のボブ・ゴーディオを加えて、フォー・ラバーズというバンドを組んだが、初めのうちは業界人の誰も彼らの相手をしなかった。

しかし、バンド名を『フォー・シーズンズ』に変え、ボブが『シェリー』の曲を完成させてプロデューサーに聞かせたことで、彼らは一気に人気者になった。

それからしばらくの彼らの活動は順調だった。だが、トミーの素行が悪く、多額の借金まであることが発覚したことをきっかけに、彼らはバラバラになってしまう。

フランキーは借金を背負うことになり、それを返すためにソロでツアーを始めた。そして借金を返し終わった彼に,予想外の事件が起こる。それが彼の名曲が誕生するきっかけとなるのだった。

感想

フォー・シーズンズの経歴を見ることで、スターになることの難しさを感じました。歌を歌うシーンはやっぱりうまくていい曲ばかりなので、フランキーたちと一緒にノリノリになって体が動いてしまいました。

テレビなどで人気者でも、楽に生きていけるわけではなかったことから、どんな仕事でも楽じゃないんだなと思いました。

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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

2014年のイギリス・アメリカ製作映画。ベネディクト・カンバーバッチ主演。

イギリスの数学者であり暗号解読者でもあったアラン・チューリングの人生の実話に基づいた物語。

あらすじ

1939年ロンドン。当時27歳のアラン・チューリングは、ドイツ軍が主要な通信の全てに使っている史上最高の暗号機『エニグマ』の解読をする仕事をしていた。

だが、エニグマの設定の組み合わせは,159×10の18乗通り考えられた。人の計算ではまず無理だと考えたアランは、チームのメンバーとは協力せず、一人で暗号解読のためのマシンを作り始めたのだ。

それから一年たっても、彼はマシンを作り続けていた。しかし、協力しようとしない彼のことを、チームの皆は嫌っていた。だが、同じチームのジョーンという女性が、彼にあるアドバイスをしたことにより、チームとの仲は良好になり、マシンの製作も順調に進み始めた。

しばらくして、アランはジョーンと結婚しマシンも完成した。だが、戦争勝利のための暗号解読の意味や、アランがこれまで隠してきていた秘密が、彼らのチームの運命やアランの人生を思わぬ方向に進めることになっていく。

感想

実際にアラン・チューリングがやったことは素人にはとても理解できないぐらい難しいことなんでしょうけど、なぜ彼がマシンを使って解読しようとしたのかとか、解読するための決定的なきっかけになったこととかの謎解き要素は、何となく私みたいな素人にも楽しめるように作られていて良かったです。こんな難解な暗号をどうやって解読するのかと続きが気になってワクワクする内容でしたし、最初は険悪だった仲間と仲良くなっていく様子も熱いものがあって楽しめました。

しかし差別も扱っているし、彼が受けたことを考えると気軽に見れる映画ではないです。でもやっぱりこういう映画を見ることも私は大事だと思いますから、見た人は内容についてしっかり考えてほしいと思います。

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リリーのすべて

2015年公開のイギリス、アメリカ、ドイツ制作映画。原題は『The Danish Girl』。日本では2016年公開。主演 エディ・レッドメイン。

1920年代のデンマーク。自分の心が女性であると気づき、世界初の性別適合手術を受けた男性画家と、彼を支えた妻との愛の物語。

あらすじ

1926年。デンマークでトップクラスの人気を誇る風景画家のアイナー・ヴェイナーと、その妻で肖像画家のゲルダ、二人には画家としての人気の差はあれど、お互いに不満もなく、コペンハーゲンで仲良く暮らしていた。

ある日のこと、ゲルダが描いていた絵のモデルの女性が来られなくなってしまい、彼女はアイナーにそのモデルの代わりを頼むことにした。ゲルダは女性ものの服を身に着けたアイナーのことを、『リリー』という名で呼んでからかったが、女性の格好をするゲームを続けていくうちに、彼は自分の中に本物の女性がいることに気づき始める。

リリーと向き合い本当の心を知ったゲルダは、彼女を救ってくれる一人の医者を見つけ出した。その医者は、リリーの体を女性にする手術を勧めた。しかしそれは、前例もなければ成功する保証もなく、感染症や合併症のリスクを秘めた難しい手術だった。

手術が成功すれば、彼は女性になり愛する夫は二度と帰ってこない。その状況で、彼女が出した答えは……。

感想

エディ・レッドメインさんの表情の演技がとてもすごかったです。アイナーの時とリリーの時はまるで別人でした。当時のリリーが感じていた苦しみは、私には想像もできないくらいのものなのでしょうが、周りに流されないゲルダの強い愛のおかげで最後には救われたのだと感じました。

彼女のような人が頑張った結果として、私たちは昔よりも少しは生きやすい社会で暮らすことができているのだと思います。ですが、さらにいろんな人が生きやすい社会にするためにも、私たちはもっと考えて生きていかなければいけないと思わされました。

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アルゴ

2012年公開のアメリカ映画。日本でも同年公開。監督、主演 ベン・アフレック。

反米デモの影響で国外に出られなくなった6人のアメリカ人を助けるために、架空の映画をでっち上げたCIAたちの話。1979年から1980年にかけてイランで起こり、18年間機密扱いとなっていた事実を基にした物語。

あらすじ

1979年。イラン革命の影響でアメリカへの反発を強め暴徒と化したデモ隊が、在イラン米国大使館を襲撃し占拠した。しかし、大使館にいた約60人の職員のうち6人だけは、裏口から脱出し、カナダ大使邸に保護されていたのだ。

イランから出られなくなった6人を救うため、国務省はCIA所属、人質救出作戦のプロであるトニー・メンデスを呼び出した。彼が考えた作戦は、SF映画の製作話をでっちあげ、6人を偽映画のロケ地を探すカナダ人クルーに仕立て上げる、というものだった。

彼は『アルゴ』という偽映画の企画を立ち上げた。製作会社、名刺、ポスターを作り、さらには脚本を基に絵コンテを作り、マスコミに向けた製作披露の記者発表まで行った。アメリカでの偽装工作を全て終えたトニーは、イランにいる6人に演じさせるための役割とその設定を決め、彼らを救うために単身でイランへと飛び立った。

世界が注目している街から、誰にも気づかれずに6人を連れ出す。のちに機密扱いとなる、CIA史上最も大胆な救出作戦が始まろうとしていた。

感想
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アポロ13

1995年公開のアメリカ映画。日本でも同年公開。主演 トム・ハンクス。監督 ロン・ハワード。

月への有人飛行計画の一つであった、アポロ13号に参加していた宇宙飛行士たちの、実話を基にした物語。

あらすじ

1970年。アポロ8号では月を10周もしたことがあり、月面着陸にあこがれていたベテラン宇宙飛行士のジム・ラヴェルは、アポロ13号に乗って月を目指すことになった。

4月11日。アポロ13号は無事に宇宙空間にたどり着き、大きな問題もなく計画通りに月の軌道に乗った。すべて順調かに思われたが、彼らが飛び立ってから3日目の4月13日に事故は起こったのだ。

月への上陸が目前に迫っていた頃、クルーがヒューストンの命令に従って酸素タンクの攪拌スイッチを押したところ、船内に大きな爆発音が響いた。すぐに酸素漏れを確認したヒューストンは、彼らに燃料電池の反応バルブを閉じるように命令し、月面上陸を諦めさせた。

だが、事態は収まらなかった。あらゆる箇所が損傷し消耗した宇宙船には、その後も問題が次から次へと発生していったのだ。全世界の人間が見守る中、地上の人々と協力し生き残ろうとした彼らの運命は……。

感想

簡単に考えればとても分かりやすい話ですが、ちゃんと理解しようとすればきっと、何日もかかるほど深いものだと思います。史実に沿った深い見方もできれば、娯楽映画としての見方もできて、いろんな人が楽しめる良い映画だと思いました。

自分に降りかかる出来事が、どんな幸運に転じて返ってくるか分からないので、後悔しないように一生懸命生きようと思わされる映画でした。

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博士と彼女のセオリー

2014年公開のイギリス映画。日本では2015年公開。原題は『The Theory of Everything』。主演 エディ・レッドメイン。

身体中の筋肉が衰えていく難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した『車いすの物理学者』スティーヴン・ホーキングと、彼を支えた妻のジェーンの実話を基にした物語。

あらすじ

1963年イギリス。ケンブリッジ大学で物理学を学んでいたスティーヴン・ホーキングは21歳の時、同じ大学で文学を学んでいたジェーンと出会った。彼はその卓越した才能を活かして学問に勤しみながらも、彼女と徐々に距離を縮めていったのだが、ある日彼の体に異変が起きた。体が思うように動かなくなったのだ。

医者は身体中の筋肉が衰えていく難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)だと診断し、余命は2年という宣告をした。スティーヴンはジェーンのことを諦めようとしたが、彼女は違った。妻として彼の病気と闘っていくことを決断したのだ。

それから彼らは二人の子供に恵まれ、スティーヴンの研究も順調に進んでいった。だが、彼の病気も共に進行しており、ジェーンにかかる負担も増加していった。

やがてスティーヴンは、科学史において大きな功績を残すほどの発見をするが、体の方は声まで出せなくなってしまい、ジェーンにさらに強い負担を強いることになってしまう。ずっと彼女に無理をさせてきたスティーヴンは、信頼できる看護士が現れたことをきっかけに、ある悲しい決断をすることになるのだった。

感想

とにかく主役の二人の演技がすごい映画でした。

常にユーモラスな発言をしていた印象があるスティーヴン・ホーキングが、こんな苦労をしていたのは、単純に驚きました。

ジェーンの熱心な介護には感動もしましたが、同時に悔しさも感じました。ALSだけではないですが、早くいろんな病気に苦しむ人が救われる方法を見つけてほしいものです。

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アメリカン・スナイパー

2015年公開のアメリカ映画。日本でも同年公開。出演 ブラッドリー・クーパー。監督 クリント・イーストウッド。

米軍史上最強と言われた伝説の狙撃手、クリス・カイルの半生の映画。イラク戦争での活躍の裏で、PTSDに苦しむ彼と家族の様子が描かれる。

あらすじ

テキサスに生まれたクリス・カイルは、厳しい父親にライフルを使った狩りを教わり、愛するものを守れる番犬になれと言われながら育った。

彼は大人になって、国に尽くすために海軍の精鋭部隊シールズに志願した。そして厳しい訓練に耐え抜き、正式にその隊員となったのだ。同じころ、彼はタヤという女性に出会った。クリスはシールズの狙撃訓練を受ける日々を送りながら、彼女との仲を深めていき、しばらくして結婚することになった。

彼女との結婚式の日。結婚式をしていたその場で、ついに彼が初めて戦地へ向かうための招集がかかった。彼はその戦いで狙撃手としての才能を開花させて多くの戦果を挙げ、味方からは『伝説』と呼ばれるほどの存在になった。

激しい戦闘を切り抜けた彼は、アメリカで待つタヤの元に戻ったが、イラクで常に緊張状態にあったクリスが、すぐに穏やかな日常に戻ることは容易ではなかった。

その後も、クリスはイラクで戦う仲間を救うため何度も戦場へと向かうのだが、その度に彼の精神は、平和なアメリカの日常とはかけ離れたものになっていくのだった。

感想

緊張感いっぱいの戦場と、平和な日常が流れているアメリカとの緩急の差がとても激しくて驚きました。激しい戦闘シーンの数分後には、とても穏やかなアメリカの日常を過ごすシーンに切り替わったりするので、クリスと同じく私も、その差についていけなかった感じがありました。戦地に行かれた方の気持ちが私に分かるはずもありませんが、戸惑う気持ちや、音に敏感になる感覚は、ほんの少しだけ分かった気がしました。

戦争のことや戦地で戦っている方のことなど、いろいろ考えさせられる話でした。今も世界のどこかで争いが起きている時代に生きている私たちは、直接それにかかわっていなくても、考えるべきだと改めて思いました。何でも人任せは良くないです。

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グレイテスト・ショーマン

 2017年公開のアメリカ映画。日本では2018年公開。出演 ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン。

19世紀にアメリカに実在した興行師、P・T・バーナムの半生を基にした映画。想像力豊かな男が、身体的に特徴のある人を集めたショーを始めて、成り上がる様子が描かれる。

あらすじ

時は19世紀のアメリカ。

貧しい仕立て屋の息子で想像力豊かな少年だったP・T・バーナムは、良家の娘で幼馴染のチャリティと結婚した。彼らは二人の娘に恵まれ、決してお金持ちではなくても、幸せな生活を送っていた。

しかし、バーナムが勤めていた貿易会社が倒産したことをきっかけに、彼は新たな事業を始めのだ。それは小人症の男性や口ひげの濃い女性、結合双生児などの、身体的に特徴のある人(フリークス)を集めてショーをすることだった。『P・T・バーナムのサーカス』と名付けられたそのショーはすぐに大衆に人気になり、フリークスたちは喝采を浴び続けた。

だが、上流階級の人にさらに認めてもらいたいと考えたバーナムは、サーカスを放り出して、上品なオペラの公演を始めてしまった。そしてそれが原因で、彼はすべてを失くしてしまう。あらゆる夢と多くの喝采を求めて走り続け、すべてを失ったP・T・バーナムが、最後に必要としたものとは…。

感想

話のテンポや音楽がとても良い上に、映像もたくさん変化があって派手なので、本当にサーカスみたいに楽しめる映画でした。コンプレックスを笑われて隠れて過ごしてきたフリークスの方たちが、自分が輝ける場所を見つけて自信を持っていく様子には感動しました。一つの場所でうまくいかない人でも、場所や環境が違えば、みんな輝ける可能性を秘めているのだということを感じました。

実在したP・T・バーナムさんは、悪い噂がたくさんある人物だったので、映画のバーナムさんはかなり美化されて描かれているのだと思います。しかし、良いところがそれ以上に目立っていて、直感的に楽しめる娯楽映画になっていたと思います。批評家以上に観客を楽しませていたという点は、本編の題材とマッチしていてすごいです。

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ウォルト・ディズニーの約束

2013年公開のアメリカ・イギリス・オーストラリア映画。日本では2014年公開。出演 エマ・トンプソン、トム・ハンクス。製作 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ。原題は『Saving Mr. Banks』。

『メリー・ポピンズ』の原作者であるP.L.トラヴァースが、ウォルト・ディズニーたちと共に『メリー・ポピンズ』の映画を作る話。映画の製作過程と、小説の『メリー・ポピンズ』を書くきっかけとなった彼女の幼少時代が描かれる。

あらすじ

1961年。20年間、ディズニーからの『メリー・ポピンズ』映画化の要望を断り続けていた原作者、P.L.トラヴァース夫人は、お金が無くなったことをきっかけに、映画の話を進めることにした。彼女はその条件として、アニメーションにはしない、脚本は彼女の承認を受ける、ということをディズニーに提示していた。

ディズニースタジオに着いたトラヴァース夫人は、ウォルト・ディズニーたちに温かく迎えられたが、脚本づくりが始まると、彼女はディズニー側のアイデアをとことん否定し続けた。ウォルトたちにとって、それは頭を抱える事態であったが、彼女がディズニーのアイデアを否定するのにも深い理由があったのだ。それは彼女の過去、『メリーポピンズ』を書くきっかけになった思い出によるものだった。

その後もトラヴァース夫人は映画への注文を出し続けたが、ウォルト・ディズニーたちは、素晴らしい作品を作るために、物語をより良く作り変えていった。作品に対する作り手たちの強い思いがぶつかり合うことで、名作映画『メリー・ポピンズ』は完成に近づいていくのだった。

感想

ウォルト・ディズニーやトラヴァース夫人といったクリエイターの、作品への愛がとても強く感じられる映画でした。これだけ大事に思われて、一生懸命に作られた映画なら、名作になって当然だと感じました。素晴らしい作品を作りたいという目的は同じでも、方向性や価値観の違いでぶつかっていくという様子は意外でしたが、いろんな人の意見を取り入れているからこそ、いろんな人を楽しませる名作になっていったのだと思います。

個人的には、トム・ハンクスさんが演じていたウォルト・ディズニーが、とても思いやりのある優しい方で良かったです。彼がミッキーについて語っていたところは、聞いていて少し嬉しかったです。

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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー

1998年公開のアメリカ映画。日本では1999年公開。主演 ロビン・ウィリアムズ。

ユーモアによる治療を実践し、多くの患者を救った実在の医師、パッチ・アダムスの実話を基にした物語。彼が医者を志し、大学を卒業するまでの様子が描かれる。

あらすじ

1969年。とある病院の精神科に、人生における自分の道を見失った一人の男が入院した。自殺癖のある男だったが、そこでの入院生活の中で、彼は自分の道を見つけ出した。同じ入院患者と向き合い、彼らを救うことに喜びを感じたのだ。それから彼は、自分をパッチ・アダムスと名乗り、医師を目指すことにした。

その2年後。パッチは医科大学に入学し、病院の患者たちと触れ合った。大人から子供の患者にまで、得意のユーモアを使って笑いを届け、病気の患者たちに生きる楽しみを与えていったのだ。しかし、彼のその型破りな行動を良く思わない者もいた。

それから彼は、誰でも無料で治療が受けられる『お達者で病院』という病院を作り、多くの患者をそこで治療した。しかし、それが原因である大きな事件が起こったのだ。責任を重く感じたパッチは、それまで信じてきた自身の医療の考え方を、見直し始めるのだが…。

感想

人を助けるために、一人の人間としてすべての患者と向き合い続けていたパッチ・アダムス氏の姿勢に、とにかく感動しました。物語の登場人物としてもすごいと思いますが、実際にこんなことをした人がいると思うと、さらにすごいです。

パッチを演じていたロビン・ウィリアムズさんの、優しそうな笑顔とコミカルな動きもとても良かったです。患者さんと笑い合っている姿はとても微笑ましくて、観ている私まで笑顔にさせられました。

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ドリーム

2016年公開のアメリカ映画。日本では2017年公開。原題は『Hidden Figures』。

1961年のアメリカでNASAのマーキュリー計画を支えた三人の黒人女性の実話を基にした物語。当時の人種差別や宇宙開発の様子が描かれる。

あらすじ

1961年。アメリカとソ連が宇宙開発で激しく争っていた時代。NASAのラングレー研究所には、ロケットを打ち上げるために必要な計算をしている黒人女性たちのチームがあった。

ある日、その中でも特に秀でた数学の才能を持っていたキャサリンが、その能力を買われて、スペースタスクグループ(STG)に異動になった。彼女はそこで働く初めての黒人女性となったのだ。計算係として配属されたキャサリンは、その場の誰よりも数字に強く才能もあったが、その活躍は、やはり人種と性別の壁に阻まれることになった。

彼女が働く建物内には白人用のトイレしかなかったため、キャサリンは用を足すたびに遠く離れた黒人用トイレに走っていかなければならなかった。そして同僚も、女性である彼女を信頼しておらず、まともに仕事ができる状況ではなかったのだ。

それでも彼女は諦めず、自分の能力を発揮するために先を読んで行動し続けた。そのおかげで徐々にその能力を認められるようにはなったが、その後も悩みの種は尽きなかった。宇宙飛行士の命を守るため、 アメリカ史上初の前例のない偉業に挑み続けた彼女たちの結末は…。

感想

差別を受ける環境にあっても、先を見据えて行動し続ける彼女たちの姿に驚かされました。観なければ知ることはなかったであろう方たちなので、この映画を観ることができて良かったです。人種分離の様子にも驚きましたが、今の世界も彼女たちのような誰かが頑張った結果だと思うので、大切にしていこうと思いました。周りに流されるだけではなくて、自分で考えて行動することが大事です。

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まとめ

いろんなメッセージ性がありましたが、どの何かに対して一生懸命な人が出ていて、かっこいいと思わされました。やはり、後世にも残って映画化されるような人は、みんなこんな風に優秀で一生懸命でかっこいい人なのだろうと思います。

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