ササキの映画感想日記

観た映画やおすすめの映画の感想などを書いていこうと思います。あらすじには多少のネタバレを含んでいるので未視聴の人は注意してください。twitterアカウント:@sasakimovie

人生の歩み方を描いたおすすめ映画 11選まとめ

人生の歩み方を描いたおすすめ映画 まとめ

今まで記事を書いた中で,人生の過ごし方について描かれているおすすめ映画を紹介したいと思います。どれも見た後の生活を少し変えたくなるような良い映画なのでお勧めです。

1.イエスマン ”YES”は人生のパスワード

2008年のアメリカ映画。日本では2009年公開。ジム・キャリー主演。

 Noが口癖の男が質問に足しして全部Yesと答えることによって,前向きな考えを持って人生を歩んでいく話。

あらすじ

あらゆるお願いに"No"と答えてきた銀行員の主人公が,ある日友達から誘われたセミナーに行き,何に対しても"Yes"と答えなければ悪いことが起きるという誓いを立てさせられる。

その後あらゆることに対して"Yes"と言った彼は,様々なことに挑戦し可愛い女の子とも仲良くなれるなど,いいことばかりの日々を過ごした。しかし,ある時あらゆることに"Yes"と答えてきたことによる問題が起きる。

感想

Yesと答えるようになってからすべてうまくいく様子が見ていて本当に楽しいです。Yesと答えることで日常が楽しく変わっていく主人公を見た後は,私も興味があることに対して悪いことを考える前に,まずやってみようかなと思いました。

これからの生活で"Yes"ともっと言って,いろんなことに挑戦したくなる映画でした。

詳しいあらすじと感想

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2.LIFE!

2013年公開アメリカ映画。日本では2014年公開。監督・主演 ベン・スティラー。原題は『The Secret Life of Walter Mitty』。

アメリカのグラフ誌『ライフ』で長年働いてきた冴えない男性が、最終号の表紙に使う写真を見つけるために、カメラマンの足取りを追って世界中を旅する話。

あらすじ

主人公は、アメリカの伝統的なグラフ誌『ライフ』の編集部で、写真管理を16年勤めてきたウォルター・ミティという男性。彼は、他人に自慢できるような体験談が何一つ無いような冴えない男性だった。

彼は最終号の表紙を作る際、長年ライフ誌で写真を撮ってきた男が、自身の最高傑作であり人生の真髄とも評していた写真がなくなっていることに気づく。ウォルターは、それを見つけるために、世界中飛び回るカメラマンの足取りをたどる旅に出ることになったのだ。そしてその旅は、彼がそれまで想像すらしなかった、刺激的で貴重な体験になっていくのだった。

感想

人生の真髄を写した写真を追いかけて、ウォルターがあらゆる貴重な体験をするうちに、自分の人生に自信を持っていろんなことを楽しむようになる様子がとても幸せそうで、見ていて前向きな気持ちになれて良かったです。

想像の世界も楽しいですし、役に立つこともあって素晴らしいですが、現実で体験して初めて見えてくる素晴らしいものもあるのだなと改めて思わされました。結局、知らないことを知るためには、一歩踏み出して現実をよく見る勇気が大事だと思います。

詳しいあらすじと感想

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3.フォレスト・ガンプ/一期一会

1994年公開のアメリカ映画。日本では1995年公開。原題は「Forrest Gump」。主演トム・ハンクス,監督ロバート・ゼメキス。

平均よりも少しだけ知能指数が低くて,足が速い男フォレスト・ガンプがいろんな人と関わりながら波乱万丈な人生を送り,初恋の人との幸せをつかもうとする話。

あらすじ

平均よりも少しだけ知能指数が低くて,足が速い男フォレスト・ガンプがその生涯で様々な人に出会い,助け合いながらアメリカの歴史の中で生きていく。

人生の中で彼は,戦争に行って多くの人を救ったり,お金持ちや有名人になったりもしたが,様々なことで成功しながらも彼が追い求めるのは,初恋の人との幸せな生活であった。

感想

フォレストが人を助けて,そして助けられることで成功していく様子を見て,人生では人とのつながりが本当に大事なんだなと考えました。また,フォレストのお母さんがフォレストにかけるセリフも心に残るものが多くて良かったです。

フォレストが真面目に生きることで成功していく様を見て,人生何が起こるかわからないからとりあえず真面目に生きてみようかなと思いました。

詳しいあらすじと感想(あらすじでネタバレ)

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 4.アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜

2013年のイギリス・アメリカ合作映画。過去に戻る力を持った男性が,何度もその力を使ってやり直しているうちに,人生の大きな秘密に気づいていく話。

あらすじ

女の子に積極的になれないけど彼女はほしい主人公は21歳のある日,父親に「我が家の男は時空を旅できる。」と教えられる。

彼はその後メアリーという女性と出会い,時を越える能力を使って仲良くなり結婚することになる。そして,子供が生まれて大きな幸せを感じ始めていたころ,ほぼ万能とも思えた能力の意外な弱点を知る。

変えられない事実と直面した彼は,父親のある言葉からありふれた毎日の素晴らしさに気付いていく。

感想

悪いことばかりの日でも,見方によってはどんな日も素晴らしい1日だ,というメッセージがあって,前向きになれる良い映画です。時を越える能力を持っていない私だからこそ,かけがえのない今日を大切にしようと思いました。

前半で能力を有効的に使いすぎているところが私は少し気になりましたけど,そこを気にしない人にはとても良い映画だと思います。メアリー役を演じていたレイチェル・マクアダムスさんがとてもかわいいです。

詳しいあらすじと感想

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5.恋はデジャ・ブ

1993年公開アメリカ映画。日本でも同年公開。原題は"Groundhog Day"。

同じ日が繰り返すようになってしまった主人公が,そのループを利用したり,苦しんだりしながら脱出を図る話

あらすじ

人気気象予報士の主人公は常に大きな態度で,わがままで嫌な奴であった。彼は終わったらすぐ帰るつもりで,面倒がりながら田舎の町のお祭りの取材に行った。しかし,取材後は天気が荒れて帰れなくなったため,その町でもう一泊することになった。

その後,彼が目覚めると時間がお祭りの朝に戻っていた。その現象に気付いているのは自分だけで何度でも繰り返される現象を最初は楽しんでいたが,抜けることができない同じ日に徐々に苦しめられることになる。

感想

主人公が心優しいヒロインのことを好きになって,心を入れ替えていく様子がとても印象的でした。同じことが繰り返される日でも,する行動によって以前とはすごい差が出ている様子を見て,私も毎日を出来る限り一生懸命に過ごそうと思いました。

二人がお互いに気持ちを伝えるシーンもとてもおしゃれなシチュエーションで良かったので,恋愛映画としても楽しめると思います。

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 6.ミッドナイト・イン・パリ

2011年アメリカ映画。

1920年代のパリが大好きな主人公が,夜だけ1920年代のパリにタイムスリップしてしまう話。

あらすじ

 小説家を目指す1920年代のパリが大好きな主人公ギルは,婚約者と一緒にパリに旅行に来ていた。旅行中に婚約者と別行動して,大好きなパリの夜景を見ながら歩いて帰っていると,彼の前に1台の古い車が止まって,乗らないかと誘われた。

その車に乗ったギルが辿りついた先は,彼があこがれていた1920年代のパリの店だった。そこにはヘミングウェイなどの彼が尊敬する芸術家や音楽家が多数おり,その夜は彼にとって夢のような時間になった。

次の日もその次の日も,彼は車に乗り1920年代で夜を過ごして,その時代に今の婚約者よりも気が合う女性に出会うのだが,徐々に自分に似ているその女性の考え方に疑問を持ち始めていく。

感想

昔の時代にあこがれを持ちすぎている主人公たちを見て,自分の考えも振り返らなきゃなって思えるいい作品でした。過去がいいものだと思うなんて,どの時代の人も思うような幻想であって,今を精一杯生きることが大事だと気付かされました。

主人公のパリに対する気持ちを表すセリフが,とても良くて印象的でした。

過去にすがるのではなく今を生きようと前向きに思えるいい映画だと思います。

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7.キャスト・アウェイ

2000年アメリカ映画。日本では2001年公開。トム・ハンクス主演,ロバート・ゼメキス監督。

運送会社で働く主人公が飛行機事故で無人島に流れ着き,恋人に再び会うために,その島で一人生き延びようとする話。

あらすじ

運送会社に勤めるチャック・ノーランドは,世界中を飛び回り仕事をしている熱心な男であったが,休みのときは恋人との時間を過ごし,プライベートも充実した生活を送っていた。

しかし、恋人にプロポーズをした日,チャックがその後乗った飛行機は墜落してしまった。そして、彼は自分しかいない無人島で目を覚ました。もう一度彼女に会うために,彼は漂着物などを利用して生き延び,島から脱出するチャンスをうかがう生活を始める。

感想

日本で過ごしていたらほとんど感じることのない,自然の大きさや価値観と街の価値観の違いを感じられる映画だと思います。特に,無人島で生活したチャックと都会で生活した恋人の時間の感覚のずれは,見ていて考えさせられるものがありました。

無人島で生活してことによっていろいろなものを失った彼でしたが,そんな経験をしたからこそ自分にはまだまだいろんな道や可能性があると気付く描写は良かったです。

何かにつまずいた時に観ると,とりあえず生きることだけ考えようって思える作品だと思います。

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 8.トゥルーマン・ショー

1998年公開のアメリカ映画。日本でも同年公開。ジム・キャリー主演。

生まれた瞬間からテレビ番組でその人生を中継されているが,自分だけは何も知らない男が周囲の不自然な点に気付き,その巨大なスタジオからの脱走を図る話。

あらすじ

舞台は小さな島のシーヘブン、主人公トゥルーマン・バーバンクはそこの保険会社で働く営業マンである。彼は生まれてから一度も島から出たことはないが、幼馴染の親友や愛する妻もいて、幸せな日々を過ごしていた。

しかし,ある時から彼は自分の日常で起こる出来事に違和感を覚え始め,島から出ようと試み始める。

実は彼の人生は,彼が生まれた時から「トゥルーマン・ショー」という名前のテレビ番組で生中継されているのだ。それを知らないのはトゥルーマンだけで,周りの人たちはプロデューサーの指示通りに彼と接していた。彼が島から出てしまうと人気テレビ番組が終わってしまうため,周りの人たちは彼を止めようと奮闘する。

感想

トゥルーマンのことを生まれる前からずっと見てきていたプロデューサーとトゥルーマンとの会話がとても印象的な映画でした。プロデューサーはトゥルーマンの幸せのことを思って彼をスタジオに留めようとするんです。しかし,外の世界よりもこの中の方が良い世界だという話を聞いても,外に出たことが無いトゥルーマンは外に出ようとするんです。それを見て私は,人間ってずっと守られた場所や安全な場所にいたら,外に冒険しようとするものなのかなと思いました。

外に何があるのか分からないけど,出ようと前向きに頑張り続けるトゥルーマンを応援したくなる映画でした。

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9.カールじいさんの空飛ぶ家

2009年公開のアメリカ映画。ピクサー・アニメーション・スタジオ製作のアニメーション映画。日本でも同年公開。

長年連れ添った奥さんに先立たれつまらない生活を送っていたカールじいさんが,昔奥さんとした約束を果たすため,風船を付けた彼女との思い出の家ごと旅に出る話。

あらすじ

冒険家に憧れていたカール少年は,ある日同じ冒険家に憧れている少女エリーと出会った。彼らはあこがれの冒険家が行っていた場所にいつか二人で行くことを約束し,その後結婚することになった。二人は楽しくて幸せな結婚生活を老人になるまで仲良く過ごしたが,それも永遠には続かず,エリーは約束の場所に行くことが無いままカールを残して亡くなった。

エリーが亡くなった後のカールはその寂しさから,毎日不機嫌でつまらなそうに過ごしていた。エリーがいたころと比べて退屈な毎日を過ごしていたカールはある考えを思いつく。それは家に風船を大量に付けて,思い出の家ごとエリーとかつて約束した場所に向かうというものだった。

感想

序盤の回想シーンなど,主人公のカールと亡くなった奥さんのエリーとの関係の見せ方がとても丁寧で,カールの寂しさが痛いほど伝わってきました。そして自分が大事な人を亡くした時に,どんな風になるのかを考えさせられました。

大事な人を失うことはとても悲しいことで,寂しがるのは当然なことだと思います。けれど,亡くなった人は残された人が自分を思って寂しがるよりも,残りの人生を楽しんでほしいものなのかなと思わされました。先に旅立った人に心配させないためにも,残された人は大事な人がいない人生を楽しむべきだと思います。その方が寂しがる生活よりも楽しいですし。一番大事なものを失っても全てが終わりじゃない,新しい大事なものを探す冒険をしてみようと思わされる映画でした。

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10.ショーシャンクの空に

1994年公開のアメリカ映画。日本では1995年公開。原題は『The Shawshank Redemption』。出演 モーガン・フリーマン。

 

あらすじ

主人公は妻と愛人を殺害したという無実の罪を着せられて、ショーシャンク刑務所にやって来た男、アンドリュー・デュフレーン。

彼が来たとき、刑務所の中は自分の身を守るのもやっとなくらい、かなり劣悪な環境だった。しかし彼はそれでも希望を捨てず、人を手助けし、自分が正しいと思うことをやり続けたのだ。すると、次第に彼の周りの環境も変わっていった。刑務所の設備はより良くなり、受刑者たちにも少しずつ希望を持ち者たちが現れ始めた。

アンディは刑務所の中で、新たな目標を見つけて過ごしていた。だが、その生活は彼の冤罪の手がかりを知る者の登場によって一変することになるのだった。

感想

どんなに辛い時でも、希望をもって生きようと思える素晴らしい話です。

濡れ衣を着せられて、ひどい環境の刑務所に入れられたのに、それでも人に希望を与えるような行動を続けるアンディのことを見ているうちに、彼のことがとても好きになっていきました。『情けは人の為ならず』ということわざがありますが、この映画では本当にその通りでした。アンディの人助けはすべて巡り巡って、彼の自由を得るための力になっていました。私もこれからたくさん人助けをしてみようかなと思わされました。

終盤につながっていた思いがけない伏線もあり、はっきりと敵対する悪役もいて、誰にでも分かりやすい話です。いつ見ても色あせない名作だと思います。

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11.最高の人生の見つけ方

2007年公開のアメリカ映画。日本では2008年公開。原題は『The Bucket List』。出演 ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン。監督 ロブ・ライナー。

 

あらすじ

ある病院の一室に二人の老人が入院していた。一人はエドワードという名の大富豪で独り身の男、もう一人はカーターという名の家族に囲まれた自動車整備工の男だった。

彼らはどちらも余命半年という宣告をされた。

ある日、カーターが死ぬ前にやりたいことをリストに書き出していると、それを見たエドワードは、自分がやりたいことを書き足して言ったのだ。

『これから二人で楽しもう。』

カーターは少しためらったがエドワードの言葉を聞いてすぐに、彼とともに病院を抜け出した。そうして、二人にとって人生最後で、最高の世界旅行が始まったのだ。

感想

余命数ヶ月でも笑って楽しそうに旅をする彼らを見て、とても前向きな気分になれる良い映画でした。新しいことを楽しむために、年齢は関係ないのだなと改めて思わされました。

最後の10分は特に感動的ですし、驚きもあって胸いっぱいになりました。人生の価値なんて、誰にも量れないものなので、せめて自分なりに後悔しないように生きようと考えさせられました。

詳しいあらすじと感想

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 まとめ

どの映画もとてもいい映画だと思います。

やはり前向きな主人公が多かったように感じました。この中の前向きに生きていた主人公たちは魅力的でかっこよく見えるし,何より他人や見ている人の心を動かしていたと思います。

私も彼らのように,これからは少しでも前向きに生きて他人に影響を与えられるような人間になっていきたいと思いました。

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