ササキの映画感想日記

観た映画やおすすめの映画の感想などを書いていこうと思います。あらすじには多少のネタバレを含んでいるので未視聴の人は注意してください。twitterアカウント:@sasakimovie

映画「ブルース・オールマイティ」の感想,あらすじ

ブルース・オールマイティ

2003年のアメリカ映画。日本でも同年公開。ジム・キャリー主演。

神に文句を言った男が代わりにやってみろと神から力を託されて,やりたい放題やる話。

 

あらすじ

主人公はニューヨークのテレビ局でレポーターをしているブルース・ノーラン。彼は視聴者に笑いを届ける面白いレポーターだったが,町のクッキー屋などの小さなニュースばかりやっている今の仕事に満足していなかった。彼はこのテレビ局の売りであるニュース番組の司会の座を狙っていたのだ。

 

ブルースには同棲しているグレースという恋人がおり,ある日彼女がお守りとしてブレスレットをプレゼントしてくれた。しかしその日彼は渋滞に巻き込まれて遅刻し,同僚からは小さいニュースのことを馬鹿にされるなどいいことが無かった。

 

さらに彼が中継に行っていたとき,局のスタジオにニュース番組の司会としてライバルのエヴァンが決まっていることに気が付いた。ショックを受けたブルースは生放送で言ってはいけない言葉を言ってしまい,仕事を解雇されてしまう。

その帰りに不良に絡まれるわ,車はぶつけるわでいいことが無かったブルースはいらいらして,グレースからもらったブレスレットを海に投げ捨ててしまう。そして神にちゃんと仕事しろよと文句を言った。

その時ブルースのポケベルが鳴り始めた。初めは出なかったが鳴り続けるためその番号にかけてみると,電話の主はブルースにいい仕事があるという。

 

電話の相手が言った場所に向かうと,自分を神と名乗る男がいた。神はそんなに私の仕事に文句があるなら自分でやってみろと言って,ブルースに神の力を授けしばらくバカンスに行くと言って消えていった。

そこからの彼はやりたい放題であった。トイレを覚えない飼い犬に人間のトイレに行くようにしたり,前にいる車をすべてよけさせたり,夜空に星を作ったり。

そしてニュースの取材が行われている場所に行き,他のカメラが映らないようにして独占取材をいくつも行い,テレビ局のレポーターとして復帰することになった。さらに生放送中のエヴァンを操っておかしなことを言わせ,司会にまで成り上がる。

 

ある日グレースといい雰囲気のレストランで食事をしていたら,どこからか声が聞こえてきた。彼は周りの人の声かと思って怒鳴ったが,違うらしい。

気付けば彼は神と一緒にエベレストの頂上にいた。神は「その声は人々の祈りの声だ。神の力を持ったのなら祈りに応えなければいけない。」と言う。

彼は自宅に戻り祈りの声を整理するためにコンピューターのメールのような形式でまとめ,読むのが面倒なのですべて"YES"と返事した。

 

会社のパーティーに行ったブルースは自分の望みが叶えられて喜んでいる人の姿を何人か見た。しかしグレースが来ていなかったので神の力で来るようにしたところ,女性キャスターに言い寄られているところを目撃されてしまい,彼女は出て行ってしまう。

ブルースがニュース番組の初司会の日,彼はグレースの職場に行ってそれを伝えたが,彼女は話してくれなかった。

 

いよいよ生放送開始の時,しかしまわりの様子がおかしかった。停電が何度も起き,暴動が起きているというニュースが入ってきたのだ。実はそれはブルースが神への願いをすべてかなえたことによって起きた暴動であった。宝くじにみんな当たったことで配当金が少なくなったり,すべての野球チームを勝たせる願いを叶えたことでわけが分からなくなったりなどの不満が募ったための暴動であった。

 

それに気づいたブルースは焦ってスタジオを飛び出し暴徒の中を通って神に会いに行くが…。

 

感想(ネタバレあり)

ストーリー

面白いレポーターが神の力を持って、その力を面白おかしく使っている様子を楽しむコメディです。でもその力を使うべきではなかったと気づいたあとの展開は感動ものです。

グレースはブルースにイライラしている気持ちをぶつけられたり、神の力を持って調子に乗っていたブルースに嫌気がさしていながらも、神に祈るのは自分のことではなくて常にブルースのことで、逆にブルースはそのことに気づいたら、「彼女を取り戻さなくてもいいから、神さまみたいな大きな愛を持っている人に出会って彼女に幸せになって欲しい。」とお互いに神に祈ることは自分ではなく相手のことだったというのが良かったです。二人が本当に思い合っているのが伝わって来ました。

神様について

この映画の神様役はモーガン・フリーマンさんが演じているんですけど,やっぱり最高です。モーガン・フリーマンさんってだけで優しくてものすごい人に見えます。

というかこの映画のモーガン・フリーマンさんは実際優しくてすごい存在です。人間のブルースをからかったりしたと思ったら,ブルースが困っていた時には「人間には神なんていなくても奇跡を起こす力がある。奇跡は自分で起こせ。」と励ましたりして,本当に人間のことが好きで信じてるんだろうと思わされました。この映画で1番優しいキャラクターです。

まとめ

神の力を手に入れてやりたい放題するブルースの姿は見ててとても面白いです。全体的にコメディで軽い映画なので時間が空いた時にサッと観れると思います。最後は感動しますし,すっきりして観終われます。それとモーガン・フリーマンさんの存在感がすごいです。

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