ササキの映画感想日記

観た映画やおすすめの映画の感想などを書いていこうと思います。あらすじには多少のネタバレを含んでいるので未視聴の人は注意してください。twitterアカウント:@sasakimovie

実話を基にしたおすすめ映画 まとめ

実話を元にしたおすすめ映画 まとめ

今まで記事を書いた中で、実話を基に描かれているおすすめ映画を紹介したいと思います。どれも本当にこんなことがあったのかと信じられないくらいに、ドラマチックだったり意外だったり、とても面白い話になっていて、観ると現実も悪くないと思えるものが多いと思います。

キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン

2002年アメリカ映画。日本では2003年公開。スティーブン・スピルバーグ監督。レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス出演。

天才詐欺師と彼を追いかけるFBI捜査官の追いかけっこの様子を描いた実話をもとにしたストーリー。

あらすじ

主人公はフランク・ウィリアム・アバグネイル, ジュニア。

彼は1964年から1967年にかけて,ある時はパイロットになりすまし、またある時はとある病院で小児科のチーフレジデントをかたり、さらには司法次官になったこともあった。彼は400万ドル相当の偽造小切手を換金して、最も若く最も大胆な詐欺師と言われた男である。

フランクは16歳の時に、パイロットに成りすまして偽造小切手を作る方法を学んだ。しかしそれよって、FBIのカール・ハンラティ捜査官に目を付けられてしまう。

フランクはそれから、あらゆる場所であらゆる人物を騙り、カールから逃れようとするのだが……。

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映画「博士と彼女のセオリー」の感想、あらすじ

博士と彼女のセオリー

2014年公開のイギリス映画。日本では2015年公開。原題は『The Theory of Everything』。主演 エディ・レッドメイン。

(C) UNIVERSAL PICTURES

身体中の筋肉が衰えていく難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した車いすの物理学者スティーヴン・ホーキングと、彼を支えた妻のジェーンの実話を基にした物語。

あらすじ

1963年イギリス

ケンブリッジ大学で物理学を学んでいたスティーヴン・ホーキングは21歳の時、同じ大学で文学を学んでいたジェーンと出会った。彼はその卓越した才能を活かして学問に勤しみながらも、彼女と徐々に距離を縮めていった。

 

まさにスティーヴンはその青春を謳歌していたのだが、ある日彼の体に異変が起きた。走ろうとしても足が思うように動かず、黒板に文字を書こうとすると手が震えてうまく書けなくなった。さらには、何にもない平坦な道で自分の足に引っかかって転んでしまい、彼は病院に搬送された。

医者の診断で、進行性の神経障害によって徐々に筋肉が衰えていく、運動ニューロン疾患という病気だと言われた。彼はこれからさらにやせ細っていき、最期には自分の意思で体を動かすことが一切できなくなる。余命は約2年という宣告までされてしまった。

 

スティーヴンは落ち込んで、ジェーンとも連絡を取ろうとしなくなった。しかし彼女はそれでも諦めず、彼を励まし愛していると伝えた。スティーヴンの両親には病気のこともあって反対されたが、ジェーンは彼の妻として、病気と闘いながら共に生きていくことを決めたのだ。

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映画「インターステラー」の感想、あらすじ

インターステラー

2014年公開のアメリカ・イギリス製作映画。日本でも同年公開。監督 クリストファー・ノーラン。

©2014 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

異常気象や、食糧不足によって人類が滅亡の危機に陥っている近未来。幼い子供を持つ元パイロットの男が、地球の代わりに人類が生存できる星を求めて、宇宙を旅する話。

あらすじ

異常気象と、それに伴った疫病などによって、食糧不足問題が進んだ近未来の地球。

かつては熟練のパイロットでありエンジニアでもあったクーパーは、その日々をどこか退屈に思いながらも、自分と家族が食べていくために、農場でトウモロコシを育てていた。

 

そんなある日のこと。クーパーの10歳の娘であるマーフが、自分の部屋に幽霊がいて、その幽霊が本棚にある本を勝手に落としてくると言い始めたのだ。それがあまりに非科学的なことだったので、クーパーは初めは聞き流していたが、砂嵐が起きた日、マーフの部屋に入った砂が異常な落ち方をしているのを見て、クーパーは気づいた。それは、何者かが重力を使って自分に送ってきたメッセージなのだと。

クーパーはマーフとともにそれを解読し、そのメッセージが指していた座標の場所へ向かった。しかし、閉鎖されていたその場所に無断で入ろうとしたところ、そこにいた何者かに二人とも拘束されてしまった。

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映画「アポロ13」の感想、あらすじ

アポロ13

1995年公開のアメリカ映画。日本でも同年公開。主演 トム・ハンクス。監督 ロン・ハワード。

Film (C) 1995 Universal Studios. All Rights Reserved.

月への有人飛行計画の一つであった、アポロ13号に参加していた宇宙飛行士たちの、実話を基にした物語。

あらすじ

1969年7月20日

アポロ11号計画に参加したニール・アームストロングは、人類史上初めて月の表面を踏みしめた。

アポロ11号のバックアップクルーであったジム・ラヴェルは、その様子を地球のテレビで見ていた。彼はこれまで何度も宇宙に行ったことがあり、アポロ8号では月を10周もしたことがあるベテランだった。当然、ニールの様子を見ていて、自分も月面を歩きたいと考えていた。

 

そして、そのチャンスはすぐにやってきた。

ジムは月着陸船操縦士のフレッド・ヘイズ、司令船操縦士のケン・マッティングリーと三人でチームを組み、アポロ14号に搭乗する予定だった。しかしながら、13号に搭乗予定のクルーが病気になったため、ジムのチームの三人が繰り上がって13号に乗ることになったのだ。

13という数字には、ジムの妻もマスコミも不吉に思っているようだったが、彼らは気にしていなかった。だが、打ち上げ二日前に問題が起きた。バックアップのメンバーが風疹にかかったため、免疫がないケンは宇宙へ行けなくなってしまったのだ。仕方がないので、ジムはケンを予備の司令船操縦士、ジャック・スワイガートと交代させて、月へ向かうことにした。

 

1970年4月11日

アポロ13号は無事に発射され宇宙空間にたどり着いた。

大きな問題もなく計画通りに月の軌道に乗った。すべて順調かに思われた。

 

しかし、4月13日。彼らが地球から飛び立ってから3日目に事故は起こったのだ。

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映画「ゼロ・グラビティ」の感想、あらすじ

ゼロ・グラビティ

2013年公開のアメリカ・イギリス製作映画。日本でも同年公開。出演 サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー。

©2013 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.

宇宙での作業中、事故に巻き込まれてシャトルから無重力空間に放り出された医療技師の話。同じ事故から生き残ったベテラン宇宙飛行士とともに、地球への帰還を目指していく。

あらすじ

地球上空600キロ。気圧も酸素もない無重力空間の中、医療技師のライアン・ストーン博士は、宇宙服を着て望遠鏡を復旧させるミッションを行っていた。

彼女は同じシャトルで活動していた、おしゃべりなベテラン宇宙飛行士のマット・コワルスキーに協力してもらいながら作業をしていた。彼は試作型ジェットパックの試験をしている途中で、楽しそうに世間話をしながらミッションを行っていた。しかし、彼の話が落ちに入ろうとしていたところで、ヒューストンから緊急の通信が入った。

別の場所にあった人工衛星の破片が彼女たちがいる方向に猛スピードで飛んできているため、ミッションを中止して緊急避難しろとの命令だった。

 

ライアンは一区切りになるまで作業を続けようとしたが、マットに強く命令されてすぐに避難することにした。しかし、彼女の行動は少し遅かった。ライアンが避難を終える前に、破片は彼女が繋がっていたシャトルのアーム部分にぶつかった。彼女はアームごと遠くに飛ばされてしまったのだ。

何とかベルトをアームから外したが、彼女の体はシャトルやマットがいた位置からどんどん離れていき、ついにはマットとの通信まで途絶えてしまった。

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