ササキの映画感想日記

観た映画やおすすめの映画の感想などを書いていこうと思います。あらすじには多少のネタバレを含んでいるので未視聴の人は注意してください。twitterアカウント:@sasakimovie

映画「コンフィデンスマンJP -ロマンス編-」の感想、あらすじ

 コンフィデンスマンJP -ロマンス編-

2019年公開の日本映画。出演 長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、三浦春馬。監督 田中亮。脚本 古沢良太。人気テレビドラマ「コンフィデンスマンJP」の劇場版。


©2019「コンフィデンスマンJP」製作委員会

多くの権力者から大金を騙し取ってきた百戦錬磨の信用詐欺師たちが、香港マフィアを騙すために香港に行って活動する話。ドラマで登場したキャラクターに加えて、ドラマ版では描かれなかったダー子たちの知り合いやライバルの天才詐欺師が登場し、香港で騙し合いの勝負を繰り広げる。

あらすじ

ダー子、ボクちゃん、リチャード、彼ら三人は華麗に人を騙し続ける百戦錬磨のコンフィデンスマン(=信用詐欺師)である。彼らはこれまで観光業界やスポーツ界など、様々な業界の金と欲望にまみれた権力者たちから、大金を騙し取ってきたのだ。

中でもダー子は、他の二人が認めるほどの天才的な詐欺の才能を持っていた。しかし、それでも上には上がいた。ダー子にはかつて、自身以上の実力を持つ詐欺師に出会い、身も心も奪われたという過去があったのだ。彼女たちはその謎の詐欺師を『スタア』という通り名で呼んでいた。

 

そして次の詐欺のターゲットを香港マフィアの女帝、ラン・リウに決めたダー子たち三人は、彼女が持つと言われている伝説のパープルダイヤを狙って香港へと向かった。

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映画「舟を編む」の感想、あらすじ

舟を編む

2013年公開の日本映画。出演 松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー。監督 石井裕也。原作 三浦しをん『舟を編む』。


(C)2013「舟を編む」製作委員会

言葉に対するセンスを見出されて辞書編集部に配属になった主人公が、個性的な編集部のメンバーと協力しながら、新しい辞書を作っていく話。口下手な主人公が、恋をした相手に気持ちを伝えるための言葉を探す様子なども描かれる。

あらすじ

一九九五年。

出版社の玄武書房に勤める馬締光也(まじめ みつや)は、ある日言葉に対する天才的なセンスを見出されたことによって、辞書編集部に配属されることになった。

 

そこで進められていたのは、『大渡海』という中型辞典を作る企画だった。

辞書編集部のメンバーは、監修者の松本教授とともに集めた100万以上の言葉の中から、辞書に載せる約24万語の見出し語を選定し、今を生きている人たちに向けた辞書を作ろうと考えていたのだ。

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映画「君の膵臓をたべたい」(2017)の感想、あらすじ

君の膵臓をたべたい

2017年公開の日本映画。出演 浜辺美波、北村匠海、小栗旬。監督 月川翔。原作 住野よる『君の膵臓をたべたい』。


(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 (C)住野よる/双葉社

人気者のクラスメイトの女子の日記を拾ったことで、膵臓の病気を抱えている彼女の秘密を知ってしまった主人公が、余命わずかの彼女との日々を二人で仲良く過ごしていく話。12年後の主人公の回想として語られ、昔は気づかなかった新たな事実が判明していく。

あらすじ

かつての母校に勤める高校教師の【僕】は、ちゃんと生徒と向き合えていないことなどを理由に、その仕事を辞めることを考えていた。そんなある日、彼はその学校の図書館が取り壊されることを聞かされる。

彼にとってその図書館はとても思い出深い場所だった。12年前その学校で図書委員をしていた【僕】は、そこにあった膨大な本のラベルを、仲良しだったある女子とともに二人で整理していたのだ。

彼は現在の図書館の本を整理しながら、12年前の彼女との記憶を思い起こしていった。

 

山内桜良と【僕】の関係は話したこともない同級生だった。

他人に興味が無く友達もずっといないクラス一の地味な男子であった【僕】に対して、桜良はいつもクラスの人気者の明るい女子だった。二人は全く接点が無かったのだ。 

しかしある日、【僕】は病院で『共病文庫』と書かれた一冊の本を拾った。それは膵臓の病気を患った桜良の日記だった。彼はそれを見たことで、あとわずかしか生きられない彼女の体の秘密を知ってしまったのだ。

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映画「映画 賭ケグルイ」の感想、あらすじ

映画 賭ケグルイ

2019年公開の日本映画。出演 浜辺美波、高杉真宙、福原遥。監督 英勉。原作・シナリオ監修 河村ほむら。大ヒットコミックが原作のテレビドラマ「賭ケグルイ」の劇場版。原作者監修の完全オリジナルストーリー。


©2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会

ギャンブルの強さだけが評価される学校で、大きな権力を持つ生徒会のメンバーを次々と倒して来た主人公が、非ギャンブルを掲げる団体が参加する新たなギャンブルイベントに挑む話。

あらすじ

将来の国家を動かすような政財界の子女たちが通う学びの園、私立百花王学園。そこは勉強やスポーツの成績ではなく、ギャンブルの強さのみが評価されるという伝統がある学校だった。

さらにそこには階級制度も存在していた。学校でのギャンブルは生徒会が管理しており、一般の生徒は生徒会に上納金を払っていたのだ。払えない生徒は、他の生徒から『家畜』と呼ばれ迫害される生活を強いられていた。

 

しかしある日、そんな絶大な権力を持つ生徒会に反抗する勢力が現れた。

それは、非ギャンブル、生徒会への不服従を掲げる『ヴィレッジ』と名乗る集団だった。

ヴィレッジは、ギャンブルに負けて『家畜』となった生徒を集め、彼らと共に学園内でギャンブルの無い普通の学生生活を送っていたのだ。彼らはギャンブルを強制された生徒たちを、生徒会から救うためにその活動を始めていた。

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映画「GODZILLA ゴジラ」の感想、あらすじ

GODZILLA ゴジラ

2014年公開のアメリカ映画。日本でも同年公開。日本の映画「ゴジラ」に基づいたハリウッド映画。製作 レジェンダリー・ピクチャーズ。出演 アーロン・テイラー=ジョンソン、渡辺謙。モンスターバースシリーズの第一作目。


(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC

日本の原子力発電所に現れた謎の怪獣『ムートー』と、怪獣の王『ゴジラ』が戦い、渡辺謙が演じる博士がそれを追う話。

あらすじ

1999年。

日本の雀路羅(じゃんじら)市の原子力発電所で働くジョー・ブロディは、その場で分単位に起こり続けていた異常な地震波のことを気にしていた。しかし、安全が確保される前に巨大な揺れが発生したことにより、その原子力発電所は崩壊してしまったのだ。

そして彼は、同じ場所で働いていた妻のサンドラを亡くしてしまった。

 

その15年後。

妻が死んだ本当の原因を探し続けていたジョーは、崩壊した原発跡で15年前と同じ振動が起きていることに気づいた。彼は真実を知るために、アメリカ海軍爆弾処理班である息子のフォードとともに、原発跡地の退避区域に侵入することにしたのだ。

 

原発跡地は『モナーク』という名の秘密組織が謎の巨大な繭のようなものを研究する施設になっていた。

ジョーたちは退避区域に入ってすぐにモナークの武装集団に捕まったが、その直後、羽化した巨大な生物が繭から突然現れ、施設を破壊して飛び去って行ったのだ。そしてその騒動に巻き込まれたジョーは、そこで命を落としてしまった。

羽化した巨大生物はその後『ムートー』と名付けられた。

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